便利屋(何でも屋)って儲かるのでしょうか?

現実的な年収

回答:現実ラインとして 年収 300万ほど
徒手空拳から初年度の純利益が150万いえば上出来です。

よくある質問です。

開業予定の方のみならず週末起業家として、便利屋(何でも屋)を
はじめる方でさえ気にかかるようです。

どのような方針でいくのか?外注に頼るのか?
自分ひとりでまわすのか?など、運営方針によって上下するのですが、
便利屋という大枠でどうしても見てしまうのですね。

私としては本業で生活できているのであれば気にすることなくさっさと
起業しちゃえと思います。無責任かもしれませんが。

主力サービスによって異なる

便利屋といっても扱うサービスによって年収は大幅に変動します。
正確には「何を主力サービスとするか」です。

これはほとんどの便利屋さんに当てはまるのですが、
主力、稼ぎ頭となるサービスはある程度決まってきます。

「とりあえずできることをサービスメニューに掲載しておくか」
と、ウェブサイトやチラシに書いても収束します。

ウェブサイトやチラシの構成・デザインが影響を与えているとも
言えます。しかし、なぜか提供するサービスが便利屋さんごとに
決まってきます。

同じウェブデザイン、構成。売り込み文句が同じでも
なぜか舞い込む依頼が異なります。

はっきりとして要因はわかっていません。
しかし、対策は可能です。

最初から明確に、「このサービスを売り出す」と決めておけば
このような事態には陥りません。

損をするのは、利益率が低いのに体力・時間を消費するサービスを
主力サービスとして設定してしまうことです。

売り出すたびに自分の首を絞めているようなもの。
とても危険です。

だからこそ、つぎ込む労力のわりに利率益が高い業務を主力サービス
とすれば「年収もあがる=稼げる」
とも言えるのです。

請け負う仕事量によって変化

また、仕事量によっても決まります。

利益が1万の仕事を月10件こなせば月収は10万円です。
単純な考えですが、基本的であり重要な課題ともなります。

脱サラ組みの方は、便利屋開業前から顧客を掴んでいるケースです。
仕事を定期的に紹介してもらっている方もいます。
「供給」ですね。仕事を率先して勝ち取らなくてもよいので
体力に余裕ができます。なので、他サービスにも時間・費用を注入可能となり、
好循環を生み出すことが可能です。

内情

私は便利屋を営んでおりました。
便利屋だけではなく、ニッチなサービスとして
いくつか起業してきた経験があります。
しかし、どれも「個人事業主」「自営業」の範囲内。
だからこそ、法人に関してもこれだという答えを用意できません。
ですが、参考になればと思い、夢を壊すのを承知で内情を語ります。

徒手空拳・裸一貫からはじめた場合

体が資本なので、まさしく人によります。

虚弱体質である私のケースではまったくの経験なしで
初年度 150万ほど純利益があがえれば上出来と言えます。

体力に自身がある若い男性が3人ほどあつまり、
積極的に営業活動をすれば初年度で 300万はいけるでしょう。

「なんだこれだけか」
こうお思いかもしれません。
しかし、いづれのケースも、コネなし・金なし・キャリアなしな
状態からのスタートです。

対人交渉・電話対応・ビジネスメール作成術などを
身に着けた社会人経験がある方ですと、初年度で300万は十分到達可能範囲です。

3つの要素

起業するときにこれがあると有利だといわれている要素があります。
「スキル(技術)・コネ(人脈)・資金」ですね。

便利屋(何でも屋)でも当てはまります。

これを持っている方は便利屋になる必要はないです。
でもしちゃう。それで一気に年収500万以上稼いじゃう。
陣頭指揮しないでオーナーになって人任せで。

ふぁ~ぁ。あくびがでました。

稼げない論のでどころ

便利屋の開業相談をすると必ずといってもよいほど
聞かれる言葉「便利屋は稼げないよ」。

友人や会社の同僚にそう諭された方もいるかもしれません。
ではこの稼げない論のでどころはどこなのか?

勤め人(会社員)

ひとつは明確。

勤め人です。

起業経験のない勤め人の方は起業は優秀な一部の
人がするものと思い込んでいます。

なので、なにかをしようとしている人には「~は儲からない」ととりあえず諭します。
便利屋を開業しようとしているあなたは大勢の中からはずれているのです。

世の中のほとんどの人はどこかの企業・団体に所属しています。
勤め人なのです。

便利屋廃業者

もうひとつは便利屋廃業者。

自分が稼げなかったので他人もそうだろうと思い込んでいる方々です。

なにせ、便利屋は特別な資格や許認可が必要とせずに開業できる商売です。
開業者も多いですが、廃業者も多い。

昨日どこかの便利屋が開業すれば今日はどこかの便利屋が廃業している。

大げさかもしれまえんが、それほど出入りがはげしい業種ということです。

すこしばかり便利屋をはじめて、すぐにお金にならないとわかると
辞めてしまう方もいます。

そのような方が飲みの席に言うのですよ。
「便利屋は儲からない」と。

しかし、微妙な立場の方もいます。
発言ではなく、発言者そのものを見ることも大事です。

A男さんの例

「便利屋は稼げない」と主張して便利屋を辞めた方(以下、A男)がいます。

A男さんが便利屋の次に立ち上げたのはとある調査サービスです。
もともとその調査サービスは便利屋として請け負っていたサービスの
ひとつでした。なかなの好調で、高単価にもかかわらず月に数件は
かならず依頼が入ってきます。

しかし、調査サービスの傍ら他サービスもするとなると時間が足りない。
そこで、便利屋をたたんで専業探偵として再スタートしたわけです。

A男さんの言い分としては「便利屋は儲からない」です。
けれどスタート地点では便利屋の看板を掲げていたのは事実。
便利屋として活動していなければその後の展開もなかったと思われます。

他人の言葉を額面どおりに受け取ってはいけない一例ですね。

結局のところどーなの?

体力的に簡単であり、時間を消費せずに達成・提供できる
依頼を1人で月に100件処理できれば月収100万円。
※1件あたり純利益1万円と仮定

ありきたりな結論ですが、結局人それぞれです。

ただし、これだけは明確に申せます。
便利屋開業前に、「便利屋って儲かるの?」とあちこち調べまわっている方よりも
実際にはじめてしまっている方のほうが絶対に稼げます。

また、儲かる可能性は高いと断言できます。