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相談事例

集客に悩んでいた便利屋兼探偵Aさんの話

更新日:

小規模探偵事務所は大手と矛を交えない

便利屋兼探偵のAさん

便利屋兼探偵をしているAさんの話。

探偵業界は競争が苛烈です。

間接的に口コミ操作もしていますし、
同業他社を叩く探偵経営者も居ると聞きます。

私も周辺業界に関わった経験があるので、ある程度はわかっているつもりです。

法人登録していないのに「会社」であると騙したり、
開業1年目なのに老舗との看板を掲げていたり、
ヤクザの付き人をしていたとブログで公言していり、
自作自演のランキングサイトをつくって1位を自社サイトにしたり、
xx支部・xx協会と名乗って、大規模グループを演出したり・・・と。

届出制になってもまだまだクリーンな業界とは申せません。

さらに全国展開しているほんの一握りの大手業者と、
小規模な探偵事務所という業界構図です。

タウンページに掲載すれば電話が鳴るという時代はとっくに過ぎています。
そして、いまや個人事務所でさえネット露出を増やしている時代。

さらに競争は激化しています。

便利屋兼探偵をしているAさんの相談に乗ったケースを紹介します。
Aさんは40代で脱サラ。便利屋をはじめた方です。

しかし、なぜか不倫・浮気の調査が多くなるにつれ
仲介するだけでなく、自分で探偵業をはじめるに至ります。

ただ、思ったよりは稼げません。

Aさんもご他聞にもれず苦境に立たされていました。

「最近はとくに売り上げが下がってきている」
「ネット広告も試したが、大手の露出が多すぎて埋もれてしまっている」
「問い合わせ数すら下降気味」との悩みのお言葉。

ネットで気軽に相談できる世の中ですから、
合い見積もりも多く、名指しで「xx探偵社に相談します」と
去っていく方も存在するとか。

なかには「xx(同業他社)さんってどんな感じですか?」
なんてたずねて来る方もいるとのこと。

そこですかさず質問。

私「門外漢なのでわからないのですが、こことか、この探偵社とかですか?」

探偵Aさん「そうそう。そこだよ!」

あてずっぽう・・・までは行かなくとも推測が立てられたので
複数の探偵社・事務所名を出したところ当たってしまいました。

当たって欲しくなかった・・・。

なぜなら探偵Aさんの競合は全国レベルの相手ばかりであったためです。

ちなみにあげたのは以下。

・ハ●イチ
・ア●ヴィ・●ービス
・●●Agent
・●●探偵社●●
・H●●探偵社

などなど。

どれもアフィリエイト広告を出稿している探偵社です。
(ASPに登録・広告をまかせてる)

アリフィエイト報酬が欲しいアフィリエイターたちが
宣伝してくれるんですね。

アフィリエイト広告を出稿していれば。
※正確にはアフィリエイトプログラムの参加・提供です。

成果報酬が高い・認証率が高い探偵社ほどアフィリエイターは
勧めたがります。自分でつくったランキングサイトで1位にしたりと。

たぶん、まったく知識がない方が探偵社を探すとき、
異様に目に付くのは以上にあげた探偵社でしょう。

巷のウェブサイトも個人ブログもこぞって
「ここがおすすめ」として名を挙げる探偵社がほぼ決まっているのは
ほとんどがアフィリエイト報酬のためです。

探偵社ではなく、仲介サイトを猛烈にプッシュしている
個人ブログが存在するのはそのためです。

・探偵さがしのタントくん
・街角探偵相談所

など。

アフィリエイト報酬目的ですから腕がよい探偵社を見つけても
まず紹介しません。だってメリットがないですから。

わざわざブログにして情報を公開する人はほぼいません。

そのため、本当に腕の良い探偵社は隠れがちです。
大勢の目にはとまりません。

良くも悪くも「知る人とぞ知る」存在になってしまいます。

探偵Aさんものその影に隠れた探偵社のひとりです。

ですが、「ここで大手に合わせてこちらもアフィリエイターの力を借りよう」
なんてことはできません。

広告・宣伝不足の問題ではありません。

「大手と比較されている」点こそが問題なんです。

マーケティングの書籍を読んだからならご存知のとおり、
競合はお客様の頭のなかにあります。

お客様ひとりひとりの選択肢がまとまったものが「競合」です。
お客様ごとに、比較される他店・業種が異なります。

探偵Aさん・お客様(利用者)の話を聞くと、どうやら
Aさんの便利屋兼探偵社はよく大手と比較されているようでした。

個人の探偵社が大手と競っているのか!と、見直すところではありません。
なぜなら、結局依頼が流れてしまうのですから。
相談途中(ヒアリング段階)で大手に流れていってしまうケースもあったようです。

競合が「大手」ではまずい

Aさんの便利屋兼探偵事務所の戦略を簡易的に見直します。

すると問題がすぐに判明しました。
ターゲットが明確ではない点です。

ターゲット設定は「年齢・性別・職業」でわけるのが一般的です。
それだけでは不十分なのですが、Aさんは何も決めていませんでした。

誰に対してのサービスですか?とたずねると
Aさんは「不倫や浮気に悩んでいる人」と答えます。

ターゲティングは腰をすえて定める必要がありますし、
時間がかかります。

簡易的な相談の料金しか受け取っていない私は、
すぐにAさんが取り組める施策だけをアドバイスするにとどめました。

それは、コンテンツマーケティング
お金のないAさんでも無料でとりくめる集客施策です。

なお、アドバイスといってもごく簡単なものです。

それは、ウェブサイト内にブログ(日誌)カテゴリーを設置し、
情報を発信すること。

情報とは、お客様の役に立つ記事や商圏内(地元)の情報です。

Aさんの主なサービスは「不倫・浮気調査」。

そこで、不倫・浮気に関する情報×地元に根付いた情報を
記事にすることをすすめたのです。

しかし、Aさんは「特殊な情報なんて持ってないよ」
「ウチはフツーの探偵だからさ」と言います。

そこで私は聞き出しをはかります。

私「不倫カップルに利用されやすいホテルってあるんですか?」
Aさん「あるよ」

私「不倫カップルってどこで落合うのですか?」
Aさん「ありがちなのは駐車場かなぁ、地元にも密会スポットがあるよ」

私「地元であればやっぱり調査はしやすいんですか?」
Aさん「あたりまえだよ」
※支部といっても実態は個人事業主

私「地理にあかるければ調査の精度とかって上がるんものなんですか?」
Aさん「もちろん。大手探偵事務所の支部のやつより俺のほうが地理に
詳しいからね。
生まれたときからここに住んでいるし、近隣(隣の市)だって庭みたいなものだよ」

私「不倫現場の証拠を撮影できればそれでおしまいですよね。探偵って」
Aさん「出入り確認 1 回だけじゃ不貞の証拠としては弱いからねぇ。」

私「出入りとは?」
Aさん「不倫相手をラブホテルやアパートに連れ込む現場のことだよ」

うーーーん。

・・・それ書けばいいんじゃないの?

Aさんそれ書けばいいんじゃないの?

「こーいう場所が密会に使われやすい場所です!」とか、
写真入りで紹介したりできないの?

なんで書かないの?

と、いうことでAさんにはその街周辺の探偵として売り出す展開となりました。

見込み客にアピールするのは「街について熟知している」です。

Aさんはその土地に何年も住んでいます。
当然、地理にも明るい。

地理や建物・人の流れを把握しているのであれば
調査にも好影響が生じる。
と、なればそれをアピールすればいいだけのこと。

相談途中でも、素人の私にはわからないのに
「なんで知らないの?あたりまえでしょ?」という感じで
Aさんが返してきた内容があります。

私はAさんが疑問におもった点をそのまま返しただけです。
それでおAさんには驚ろかれました。

第三者の視点を入れるだけでも何かしらのヒントは得られるものですからね。

戦場を間違えたAさん

Aさんはなぜか全国の個人探偵と提携していたので、
ウェブサイトも「全国対応」との複合ワードで表示されていました。

地元密着型の強みがあるのに、依頼を多く獲得したいがために
全国区の相手(大手探偵事務所)と戦っていたのです。

戦うフィールドを間違えていた、ということですね。

便利屋の競争相手が便利屋とは限りません。
タブロイド紙の競争相手が飲料メーカーだったりもします。
※ドラマ「タブロイド」より。競争相手が誰であるかを端的に
言い表した好例として例にあげました。

夕刊トップ(タブロイド紙)のライバルは駅売りで
同じ値段の缶コーヒーであると説き、まず売れる記事を書け、と咲に要求する。
タブロイド (テレビドラマ) - Wikipedia

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