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「もう二度と頼むものか!」と密かにお客様に思わせる方法

投稿日:2016年3月23日 更新日:

お客様が隠れて去ってしまうNG行為
人当たりが良く、話が上手でお客様との会話が弾んでも
これをしてしまうと長くお付き合いできないNG行為があります。

それは後片付けです。仕舞いですね。

商いは仕舞いが肝要とか昔の商売人は言ってたらしいです。

実際の意味とは違いますが、真意は地学とも言葉は同じくして
そのNG行為を示しているが面白いです。

後片付けはしましょうね、ってこと

どんなに人付き合いが上手くても、
どんなに交渉術に長けていてもお客様を離れさせるワザがあります。
それは「後片付けをしない」こと。

例えば清掃の依頼が入ったとします。
すると、清掃後はちゃんと後始末をするんですね。
ほとんどの方が。清掃という意識が働いているからです。
当たり前ですが重要です。

では、家具の組み立てを依頼されたとします。

依頼者は年配の女性。家具を買ったはいいが、組み立て方がわからない。
そもそも目が悪いので説明書も読めない。

そこで、以前から懇意にしていた便利屋さんを呼びます。
電話番号ひとつで駆けつけてくれました。
早速、家具を組み立てて、お婆さんに確認してもらいます。
「助かるわぁ」と言っていただけました。

で、早速便利屋は撤退します。
あとから後から依頼の連絡が入るので暇ではないのです。

便利屋さんを見送ったお婆さんはリビングに戻ります。
そこで見てしまいました。

家具の梱包材はそのまま床に放置。
さらに、家具の組み立て時、ねじを取り付ける際に床に
こぼれた木くずがあたりに散らばっています。

お婆さんは目が悪いこともあって今頃気づきました。

お婆さんはきっと2度と同じ便利屋に頼むことはないでしょう。

昔であればチラシやタウンページで選んだのでしょうが、
いまではネットでも簡単に便利屋は検索できます。

目が悪い年配の方でも子供や孫に頼めば評判の良い、
便利屋(業者)を呼んでくれます。

同じ地区どころか商圏の重なる数十件の便利屋と比較検討されます。

常に比較されているとの意識がないから簡単な後始末さえできないのです。

便利屋の行動の真意

以上の例の場合、便利屋はどうしてこのような馬鹿な真似をしたのでしょうか?
推測してみましょう。

1.木くずが落ちていることに気づかなかった
2.「家具の組み立て」を依頼されたのでサービス以外の事はしたくなかった
3.たんに忘れていただけ
4.お婆さんは優しそうなので、後片付けをしなくても良いと判断したため

どれも論外ですが、一番性悪なのは4です。
そして 4に似た行為をしでかす方がとにかく多い。

私は実際にそのような現場に立ち会ってきました。
ひどいものです。お客様なのに見下す見下す。

人が親切に下にでていると付け上がってきます。

若い方はまだ分別のつかない青臭さから、
中年の方は頑固さ、プライドからくるものでしょう。
もう商売辞めたら?と思うのですが、人を舐めてかかる
方たちはメンタル面が強固ですので、意外と食えていっちゃうのですね。
現実は本当にままなりません。

仕事をいただくありがたさが分からないから

とくに多いのが専属契約しているかた。
特定の企業から下請けで継続して仕事を貰っている方に
よく見受けられます。

正直いいますと、便利屋としての営業・売り込み経験が乏しいのに
運よく仕事をいただけている方に多いです。

だって苦労してませんもん。
まったくのゼロからの便利屋をはじめた~とかではない。
もともと仕事から独立。円満に退職したから仕事をいただけるケース。
または法人から下請けの仕事が入ってきたので、
便利屋(何でも屋)をはじめたケース。
仕事が先にあってから独立したパターンですね。
裸一貫からはじめた便利屋さんにとっては
羨望の目を向けるとともに憎たらしい存在でもあります。
はい。やっかみです。

便利屋ではなくとも便利屋業務に重なる業者でも
似たような行動をしでかします。

たとえば住んでいるマンションの水道が壊れた。
大家に連絡すると「業者を呼びます」と一言。

数日後、不動産会社と契約している業者が訪れます。
すかし、直してもらったのが良いが、後片付けをしない。
あたりは汚いまま。普通なら苦情を言うところです。

でも、その専属契約しているとお客さんも理解している場合、
お客さんも文句がいい辛いのですね。

何せ住んでいるので勝手に身動きが取れない。
こんなことで揉め事を起こしたら大家さんとの心象が悪くなる。
また、無料※で直してもらったのだから強くでれない。
※大家さんの義務ですけどね

もう、基本でしょ。
使った玩具はちゃんと後片付けをしなさいと教わらなかったのでしょうか?

しかし、逆にこの無作法な行為が判別要素ともなるのですね。

長期的、継続的な依頼をしたい場合には後片付け(仕舞い)をする
便利屋・業者を選べば大きくはずれることはありません。

挨拶(最初の行為)が良くても後が悪い便利屋はいずれ消えます。

お客様は文句があったとしても対面ではあまり言い出せません。

クレームは伝えずに、そっと離れるだけです。

「あれ、依頼件数落ちてるなぁ」と思ったときには手遅れかもしれないので
気をつけてください。

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