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仕事が獲得できない方へ―チラシ配りをしなくとも見込み客に出会える方法

投稿日:2016年10月24日 更新日:

チラシ配りをせずに見込み客と会う方法

当記事の想定読者:すでに自社ウェブサイトを所有している便利屋開業者。

コネなし起業だったら便利屋.comの登録は必須

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引用:便利屋.com

便利屋.comはネット集客をはじめる方にとっては
効果が期待できるポータルサイトです。

無料で登録・宣伝ができるのでまず、
ほとんどの便利屋が登録しています。

説明するよりはひとまず見てもらったほうが理解しやすいと思います。
こちらです→「全国の便利屋の口コミ情報 | 便利屋.COM

地域ごとに自社(便利屋)を登録できるので
お客さんからみても探しやすいサイトでもあります。

なによりSEO効果が期待できるのが初期運営にしては大きなメリットでしょう。
登録後、市+便利屋と検索するとすぐに自社のサイトが
見つかるほど即効性が高いです。

「ウェブサイトのインデックスが早い」のですね。

その他にも利点があります。

お客さんを獲得できるかもしれない「お仕事依頼!掲示板」

便利屋.comでは膨大なアクセス、それも濃いアクセスを集めています。
※濃いアクセスとは、冷やかしではなく、本気で便利屋に依頼したい
方たちの閲覧・訪問を指します。

そのアクセスを利用して依頼を請ける方法もあるのです。
といいますか、すでに便利屋.com側で整備してくれています。

それが お仕事依頼!掲示板 です。

楽して顧客を見つけられるけれどデメリットもある

お仕事依頼掲示板では、便利屋に依頼したい人が
各便利屋さんに見積もりを要求できます。

便利屋側はお客さんに見積もりを提示したり、
相談の回答をもって自社をアピールし、
なんとか仕事を得ようとしのぎを削ります。

コンペみたいなものですね。

お客さん側から予算を提示される機会もあるので、
できるだけ安い料金を提示できた便利屋が仕事をゲットする率が高いです。

差別化がむずかしい依頼であればあるほど、値下げ競争となる
可能性があると考えてください。

利益は少ないです。

でも、自分で宣伝・広報活動をしなくても見込み客と接点を
持てるのですから非常に楽ができます。

わざわざブログや自社サイトの更新をしなくとも大丈夫。
便利屋.comを覗けばすぐそこに見込み客がいるのですから。
地道な認知活動は必要なし。

条件が合えばお仕事依頼掲示板に書き込み、見積もりを提示するだけです。

依存してしまうと値下げ競争に巻き込まれる

メリットが目に付く「お仕事依頼掲示板(以下、掲示板)」ですが、
掲示板経由で依頼を請けるとまず、安値で叩かれます。
全部の方がそうとは申せませんが、掲示板を利用する方は
安すさを求めています。

「依頼を完遂してくれるなら誰でもいい」と思って
掲示板に書き込んでいます。

なぜなら「この人(便利屋)に依頼したい!」とおもえるような
便利屋・業者が居ないためす。

そのため全国の便利屋へ一括見積もり請求ができる掲示板を利用しているんです。

私の場合

参考にならないかもしれませんが、私の話をさせていただきます。

貯金もゼロ。手元に数千円から便利屋をはじめたわけですが
すぐに誰もがとおる壁にぶつかりました。
そうです。集客です。極論を申せばお客さんが存在すれば
ノウハウ(技術)がなくても食べていけます。
逆にノウハウがあってもお客さんを確保できなければ食べていけません。

でも、掲示板を利用を控えました。
掲示板経由で仕事を請けた機会は一度もないです。
なぜなら、掲示板を多用すると安値のイメージがついてしまうと考えたからです。

そう。値下げ競争の真っ只中に参入するようなものです。

顧客開拓も着手したばかりのコネなし起業者にとっては
まさしく救世主。

しかし、デメリットも勿論あるのです。

「料金相場」が固定認知される危険性

便利屋.comは便利屋関連の各検索ワードで上位を占めています。

SEO的観点において、強い力をもっているとお考えください。

ということはつまり、掲示板で提示した見積額は
その記事が削除されるまで他者から見られることになります。

これはあとあとまずいことになりかねない。

そう思い、私は掲示板の利用は控えました。

掲示板の多用は自社の価値を下げる

例えばグランドピアノの移動を便利屋に頼みたいA子さんが居たとします。
検索してA子さんは便利屋.comで過去、おなじような悩みをもっていた
書き込みを発見します。

そこには依頼を検討していたB社の書き込みもありました。
書き込み例→ B社「見積額は 3万円です」

A子さんは安いと感じ、B社へ直接見積もり依頼をだしました。
B社からの返答は「見積額は 6万円です」

A子さんは納得しません。

B社の言い分をまとめるとこうです。

B社「最初は個人事業主だったので安く請けていた。
しかし、いまは法人であり体制も
代わっているので以前の料金では引き受けできない。
便利屋.com経由の仕事であれば宣伝・広告費も
投下していないので安くできたが、直接依頼なので
安くできない。なにより一般的な相場である」

掲示板では仕事を獲得したい全国の便利屋が競合するので、
相場よりも低く見積額を提示します。
B社がA子さんに提示した料金は妥当な金額です。

しかし、A子さんは納得できません。
理屈としては理解できても感情面で納得できないのです。
女性であればなおさらでしょう。

料金に納得のいかないお客さん相手は気苦労や
トラブルがつき物です。

このまま契約をしてもどちらにも得はありません。

多用するとブランド化できない

便利屋.comの「お仕事依頼!掲示板」を常用しすぎると、
ブランド化できません。

便利屋にブランドも何もないって思われるかもしれません。
ですが、ブランド化とは差別化につながります。

相場よりも低い、または相場に沿った料金でしか
依頼を請けられなく可能性があるのです。

薄利多売を目指すのであれば問題はありません。

ですが、時間対効果を上げたいと思っている方は
掲示板の多用は控えるべきです。

ちなみに、私は便利屋.comで提示される見積もりの
最低でも2倍。依頼によっては 5倍ほどの料金で請けていました。

「この仕事はここの便利屋だ!」と思わせられれば、
料金相場などあってもないようなものなのです。

常連にならないように

利用していくと気付くと思います。
同じ顔ぶればかりだと。

仕事ごとに、提案する便利屋は大抵定まってくるものなのです。

掲示板を利用するのは仕事に慣れるため、
初期運営だけにとどめてるのをお勧めいたします。

経験を積むには最適

デメリットはあるにしても、こちらからなにか施策をせずに
すぐに見込み客へアピールや交渉ができる場がすでにあるのです。

それに見積もりの提示の仕方や、交渉も実践で学べるのが良いですね。

「お仕事依頼!掲示板」ではすぐに仕事はとれません。
掲示板外、見込み客との直接のやりとりが必要です。

そこで、交渉の仕方を学んでください。

見積もりの提示の仕方でも受注できるかどうかが
わかれてしまいますので、いくつかパターンをつくっておき
試してみるのも良いでしょう。

成約率の高いパターンを見つければ最高です。
面倒ですけどね。

しかし、この地道な差もあとあと響いてくるので怠らないようにしてください。

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