画像をぼかす方法を説明します。
ウェブサイト担当を雇わず、ご自身でブログを更新している
個人事業主さんでも使えるテクニックです。
画像加工は奥が深いのでテキトーにやっても
「それなりに見える」方法を紹介しますね。
画像・写真をぼかす方法
使用するツール
無料画像加工ソフトの「gimp(ギンプ)」だけ。
ダウンロードリンク:GIMP - 窓の杜ライブラリ
元画像を複製(コピー)する
まずはぼかし加工を施したい画像をgimpで開きます。
gimpを立ち上げて枠内に放り込めば(ドラッグすれば)開けます。
開けたら「画像を複製」します。
フィルタの追加ではなく画像をコピーするのですね。
レイヤーボックス内の表示されている画像を右クリック。
コンテキストメニューを表示し、「レイヤーを複製」をクリック。
これでおなじ画像が二枚重なっている状態となりました。
この重なっている画像の一番上だけを加工していきます。
元の画像は「背景」
元の画像を複製したものが「背景 コピー」と表示されています。
ガウシアンぼかし
では、次は複製した画像をぼかします。
「フィルタ」→「ぼかし」→「ガウシアンぼかし」をクリック。
するとボックスが表示されます。
ここで、ぼかし具合を調整します。
「ぼかし半径」の水平・垂直はお好みで設定してください。
今回はどちらもおなじ「5.0」にしてみました。
「OK」ボタンを押すとガウシアンぼかしが適用されます。
以下の画像は、ガウシアンぼかしを施した画像です。
ぼかしというよりはぼやけていて、顔が見えません。
オーバーレイモードを選択
では、輪郭をくっきりさせましょう。
さきほどと同じく、加工をほどこすのは上の(複製した)画像だけです。
まずは確認。
フィルタの概念が理解できていないときはわからなくなってしまいますので。
複製した画像を右クリック。
次に、標準になっている「モード」を「オーバーレイ」に選択してください。
※モードは「スクリーン」でも可
・オーバーレイモードの画像
顔が判別できるくらいにはなりました。
微調整は「不透明度」の数値をいじくってください。
微調整をしても、なにか足りない気分。
もっと明るくしたいですね。
なので、調整をします。
明度調整・トーンカーブを調整する
メニューバーから「色」→「トーンカーブ」をクリック。
すると「トーンカーブ調整ボックス」が表示されます。
カーブの種類は「滑らか」のまま。
中心の点からワンボックスななめ上の点をクリックします。
ここはもう感覚で。お好きにどうぞ。
そしてOKボタンを押す。
クリック後。
弦が張った弓のような形になりました。
そしたら「OK」をクリック。
では、画像を確認してみましょう。
いい具合になったんじゃないでしょうか?
ぼやや~んから、ぼやん、ってなってます。
今回ほどこした画像加工は「ガウシアンぼかし」+「オーバーレイ」+
「トーンカーブの調整」だけです。
画像加工のプロ(レタッチャー)や慣れている方は
各工程において細かく微調整をしていきます。
今回は複製したのは一枚だけですが、2枚複製し
レイヤーモードを使いこなし、色合いの深みをグっと表現する方もおります。
トーンカーブだけでも使いこなすには年月・経験が必要です。
参照リンク:よく分からずにトーンカーブを使っている人に。 (今さらだけど、トーンカーブって凄いよね?)|Web Design KOJIKA17
ただ、私たちは画像加工のプロを目指しているわけではありません。
あくまで営業用としてブログを更新していくのであれば
プロレベルに達する必要はないのです。
「目的」を見失わないでください。