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便利屋で起業すれば月収50万円を稼げますか?A.「理論上は十分可能です」

投稿日:2020年2月6日 更新日:

便利屋で月収50万・100万円を稼げるのか?

ご質問「便利屋で起業すれば月収50万円を稼げますか?」

月50万円は稼げるでしょうか?

便利屋起業をするかどうか迷っています。

突然、連絡を差し上げてしまい申し訳ございません。

悩んでいるので話を聞いていただきたのですがよろしいでしょうか?

私はいま営業の仕事をしている30代の会社員です。

結婚して数年経ち、子供もいます。

30代も半ばに差し迫り、この仕事が生涯やり続けたい
仕事であるのかどうかを悩んでいます。

すでに 8年間も務めているのでマンネリを感じているのかもしれません。

転職をしようとおもってもなかなかやる気がでません。

そこで、起業をする方向で動いたところやる気がいようにでてきました。

貯金があるほうではないので、低資金でできる商売を
探しているうちに、便利屋に発見しました。

聞いたことがある程度で、自分で利用したことは1度もありません。

でも、興味はあります。

悩みは便利屋がどれだけ稼げる業種であるのかということです。

フランチャイズを解説するサイトや書籍では月50万~100万は稼げると書いてあります。

これは本当なのでしょうか?

私の状況は以下です。

務めている会社は中小企業。
退職金は自己都合なのでおそらく数十万円程度。

将来は何かしらで起業しようとおもっていたので貯金はそこそこあります。

特に持っている資格はありません。
普通免許は所有しています。

父が元電気工で古い作業車(バン)・梯子・工具類を借りることはできます。

フランチャイズを勧めているサイトは信用できないので
実際に便利屋をしてきた方の意見を聞かせていただきたいです。

回答「理論上は可能なビジネスモデルです」

理論上は可能です。月収100万も無理ではありません。

ただし、便利屋オーナーである場合のみに限ります。

便利屋に務める立場(社員・アルバイト)であればまず無理でしょう。

基本的に便利屋は、出張費と時間当たりの作業料金が
主な収益源になります。

出張費は 2000~3000円。作業料金は現在の相場に合わせて 3000円ほど。

作業時間が数時間にわたる場合もある清掃サービスを
モデルケースにしてすると以下のようになります。

出張費(3000円)+作業料金 2時間分(6000円)=9,000円

1日で請けられるのは余裕をもって 2件とします。

すると、9000円×2件で1万8千円。

1日で2件を受注できたとして、30日で 54万円。

休みも含めれば 25日程度。25日で 45万円。

清掃作業の際に、別の仕事も頼まれるので 1件あたりの単価はあがります。

そのため、50万円は十分に射程圏内であると。

以上がよく例にだされるモデルケースでしょう。

詳しく言及はされないのですが、このようなモデルケースは、
自身ひとりで作業を担当した場合なので注意してください。

そして、細かい消耗品(洗剤・スポンジ類)は自分持ちです。

現場に向かう交通費だって引かれていません。

1万8千円が純粋な利益とはならないのです。

電球交換や風呂場のタイル欠けの修復などでれば購入品の費用を
お客様に請求するのは当然です。

フランチャイズ店舗だと、毎月の商標利用料・固定方式のロイヤリティが
ここから引かれる点に注意してください。

とはいっても、清掃作業だけで終わりとなる可能性は低いです。

お客様と良好な関係を築ければ他の仕事も任せられますので
月収50万円以上を得られる機会はあります。

なぜ、希望的観測値を当然のごとく訴えるのか?

便利屋業は、理論上は月収 50万も 100万円でも到達できる業種です。

ですが、現実は厳しい。
会社員当時の月給を超える方はすくないでしょう。

自営業になるのですから、福利厚生が恵まれている会社員時代よりも
多く稼がないとマイナスです。

それでも、現実をあまり見せずに、希望だけを見せる勢力がいるのは
希望を見せることで儲かるためです。

フランチャイザーであればをフランチャイジー(加盟店)を確保するためです。

最初から厳しい現実があることを伝えてしまうと、逃げてしまいますからね。

夢を見せないと加盟してくれません。
大金を払って加盟してくれる人物がいないと、本部は商売あがったりです。

書籍も同様です。多少「誇張」しないと売れません。

「便利で 50万円!」というタイトルの本があっても、
「便利屋で月収50万円をコンスタントに稼げる」とは言い切っていません。

タイトルで「釣り」をしてなんぼです。

最初から現実を教えても反応が悪いから仕方がありません。

誇張をする側は、大衆が望んでいるから、夢を与えているだけに過ぎないのですね。

あくまでも理論上。希望的観測でしかありえないのに。

月収 50万円以上を稼ぐには?

私も内情を詳しく知っているわけではありません。

でも、月収で50万円以上を継続して稼いでいるであろうなと、
確信できる方は数名おられます。

共通点は「組織化」です。

ひとりで便利屋を運営している方は私が知っている範囲ではいません。

組織化といっても、数名程度です。

上司・部下と明確にわかれておらず、仲間という感覚で
稼いでいる方たちもおられます。

また、稼げている方たちは便利屋という業態に固執していません。

実は、便利屋はその時代にどのようなサービスが流行りそうなのか、
儲かりそうなのかをキャッチできる業種です。

便利屋で割の良い仕事を見つけ、ノウハウを蓄積して専業化する方だっています。
専業化した商売がうまくいけば、便利屋をやめたって誰も責めません。

私もそのうちの 1人です。

安定月収50万円には到達できませんでしたが、
かなり割の良い仕事ができていました。

「組織化」と表現しましたがそれほど難しくはありません。

フリーター・専業主婦・学生を登録スタッフとして確保する。

そして適性を考慮して仕事を割り振るような形態であれば
月収50万も到達できるでしょう。

ただ、個人プレーでは 月50万円・100万円は難しいです。

協力者がいないとどこかでひずみが生じるはず。

自分一人で何もかもはできませんから。

体力自慢であっても、単独で月収50万円を継続して稼ぐのは至難のわざでしょう。

機会があっても仕事をさばけないと月収50万円は無理

私の経験をすこしお話します。

便利屋 2年目で、1カ月で50万円どころか100万円以上を稼げるチャンスが巡ってきました。

ネットでの集客が成功して、依頼が殺到したのです。

とあるサービス(以下、サービスA)の名前で
ウェブサイトが上位表示ができた結果です。

急浮上したために、順位が変動したのです。

メールソフトを開くと受信箱に相談のメールが溜まるいっぽう。

でも、断りました。そんなにさばける時間もなく、
自分で実際の業務をするにはノウハウも乏しかったためです。

仲介をするにしても、有力な提携先がないうえに、通常業務で手一杯。

こういうときに限って、依頼がどんどん来ます。

普段なら「仕事もっと来ないな~」と嘆いているのに
いざ来てみればこのありさまです。

それでもサービスAの依頼を一部は引き受けたものの、
すべては受け止められず断るしかない事態。

上位表示されているページを閉鎖し、サービスAの
問い合わせは打ち切りにしました。

それから1か月あとのこと。

「おれのシマを荒らすな」のようなメールを匿名の方からいただきました。

おそらく、私が依頼を断った方たちが、サービスAを
専門とする他業者に流れたのでしょう。

既存の専門業者よりもSEOで上回り、お客さんを
一時的に奪ってしまったのですから。

既得権益を握っている専門業者から見れば面白くありませんよね。

ただ、この件で理解できたことがあります。

仕事(依頼)が毎日のように届いてもさばける(対応できる)体制が
整っていないと月収50万円を稼ぐのは並大抵のことではないと。

当たり前のことなんですけれどね。

失敗してようやく理解できました。

例外もあります

遺品整理とオークションの出品・販売で効率良く、稼ぐ人もなかにはいます。

リサイクルショップと便利屋を兼業している方たちですね。

リサイクルショップ

便利屋という看板はあげてはいますが、実態は古物商というパターン。

便利屋という肩書であれば買取とともに、その他の依頼を引き受けられる
ので、効率は良いです。

「目利き」ができるのであれば月100万円も夢ではありません。

また、便利屋であっても利益が高い、でかい仕事が入ったときには
月50万円は稼げる可能性があります。

通常の出張費+作業料金モデルではない仕事です。

便利屋をつづけていくと、あなたの状況に合った
効率良く儲かる仕事がきっと見つかります。

その儲かる仕事をうまく展開できれば月50万円は稼げるのではないでしょうか?

便利屋で請け負っていた仕事が上手く行って、
便利屋を廃業した人もいるくらいですから。

便利屋経験者からひとこと

便利屋は初回の依頼を受注するまでが1番の関門です。

安定した依頼が受注できるようになる(軌道に乗る)までが
第2の関門となります。

そのため「起業をするなら1、2年間は生活できる貯金が必要」と、
よく言われています。

なお、質問者さまのお立場は非FCで便利屋を起業した方たち
のなかで限っていえば比較的恵まれているほうです。

作業車や工具一式が揃っているのですから、
これだけで数十万は開業資金が節約できています。

また、元電気工のお父様からの指導も受けられるはず。

そうなれば、教材や技術獲得のセミナー・研修費もいくらかは節約できるでしょう。

奥さまも協力してくれるのであれば社員、または
秘書代行業者を雇う費用も節約できるはず。

なにより、孤独のなかで起業するよりは断然マシです。

ただ、会社員は会社から守りに守られている身分。

便利屋を開業するかどうかはよくよくお考えいただきたく願います。

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ジュンイチ

元便利屋。修業ゼロ未経験で起業。ひとりも雇わず月収100万円以上達成。その他スモールビジネスをゼロから複数立ち上げた経験を活かして個人事業主の開業支援・チラシ作成・事例ライターなどをしています。 取材歴:フジテレビ「ノンストップ」・三才ブックス「ラジオライフ 」 。 断りましたが取材依頼の申し込み(企画段階)は真相報道バ〇キシャ!・ A〇emaTV・東京〇Xなどがありました。 著書「便利屋の始めかた: 特技・スキルなしから月収50万円を目指す開業方法

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