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近場のホームセンターで特価品をそろえたほうが安上りなので、
まずは実店舗をいくつか巡ってください。
開業初期に費用をかけるとあとあと苦労しますから。
目次
私の体験談からひとつ
便利屋開業についてあーだこーだ言っておりますが、
私は、ハウスクリーニング・家事代行系のサービスは知識・技術が乏しいです。
早々に集客・仲介役に徹する方針に切り替えたのが理由です。
清掃系のサービスはどうしても体力勝負になりますからね。
もともと、体力がない私にはゴリゴリに現場作業をするのはむずかしい。
ただ、他便利屋さんの話を聞くと、技術を習得すれば
ずいぶん楽になるらしいですね。
要領がよくなり、無駄な作業や余計な力をいれずに仕事を達成できるとのこと。
私はそこまで到達せずに、他業務に集中したので技術の蓄積がありません。
清掃のアルバイトを累計 6年の経験があるのですけどね。
ですが、やはり求められる質が違います。
リカバリーしてくれる上司も現場リーダーもいませんから。
もし、本格的に清掃業務をしたい、主サービスにしたい
とおもうのであれば、当ブログは参考程度におさめ、
先人に弟子入り、または教材を購入するべきです。
ですが、清掃を中心にサービスを提供していなくとも清掃作業や
それ準ずる依頼は入ります。
そのときに慌てて用意すると手遅れになる恐れがあります。
具体的には作業に失敗・トラブル発生・失注するなど。
そうなる前に、用意しておきたい道具を当記事で紹介させていただきます。
ただ、あくまで最低限の道具だと捉えてください。
メモ帳 縦めくり型のリング形式
とっさのメモはいまだにアナログ最強説。
胸ポケットに入るメモ帳は必須です。
「スマホじゃだめなの?」という疑問があるでしょう。
答え。ダメです。
現場でとっさのメモ書きが必要になった経験がある人は思い知っているはず。
すぐにメモをとれるのはアナログ一択だと。
なぜなら、スマホだとまず立ち上げに時間がかかります。
指紋認証または顔認証をクリアして画面にたどり着く。
それから目当てのメモ帳アプリを開くためにタップ。
その後、文字入力。または音声入力するためにタップ。
保存する際にもタップ。あやまって消す場合もあるでしょう。
アクション数が多すぎるんです。
メモ帳だと胸ポケットからとりだす。開く。書くだけ。
ボールペンはノック式だと上部をプッシュするだけです。
それにスマホだと誤動作が生じます。
うっかりウィンドウを閉じてしまったり、ちがうアプリを立ち上げてしまう。
誤動作をしたらそのリカバーにも時間が生じます。
私は男ですが、それでも手も小さく、指も細いほうです。
でも、ときどき誤動作をしてしまうほど。
現場作業をばりばりこなす方たちは指が太くなっている傾向があります。
そのような方たちにとっては使いづらいのですね。
さらに反応速度の遅滞、液晶画面の見にくさがあります。
作業をするのは主に日の光がでてきる時間帯です。
そのため、屋外の作業だと反射によりスマホの画面は見づらくなります。
それにお客さんの目もある現場でスマホをのぞき込み、
あたふたしているのも、考えものです。クレームにつながるおそれがあります。
また、携帯性の問題もあるでしょう。
いくらスマホが小型になったとしても携帯しているとじゃまになります。
高所作業中にスマホを携帯している職人さんは、私は見た経験がありません。
ちょっとしたメモをとるのにも苛立っていては、
今後の便利屋運営に悪影響をもたらします。
なのでメモ帳は持っておいてください。
おすすめは縦めくり型(縦型)のメモ帳です。
リング形式が良いです。
相手に書いたメモを渡すときにその場でさっと渡せる。
白紙の部分をめくっておいて、ポケットから出したときにすぐさま記入できる。
このような利点を持っています。
横開き(洋風)のリンク形式でも同様の動作は可能です。
しかし、作業着に入れるとリング部分の引っかかりを感じて、
どうにも違和感が生じます。
※もう一回り小さいサイズにする、慣れるという回避方法もあり
非リング形式でキリトリ線が入っているメモ帳も存在します。
ですがおすすめしません。一枚破る動作ではリング式が勝っています。
これは実際に体験しないとわからないでしょう。
キリトリ線がなく、破りやすい縦型メモ帳もあるのですが、こちらは
使っていくうちに糊がはがれてばらけやすくなります。
構造上、リング形式より弱いので仕方がありません。
防水仕様のメモ帳も売られているので、水場作業が多い方はそちらを買ってください。
ド定番の「作業着」
これがないとね。説明するまでもないです。
ちなみに、上着は作業着、下はジーパンで作業する方も存在します。
作業着に加えて、以下のようなカードホルダ―に、従業員証・スタッフ証を
入れてぶら下げておくと「それっぽく」なります。
初回訪問時、作業の事前説明や見積もりのときにハッタリができます。
駆け出しの便利屋はあしもと見られますので小細工も必要。
※作業時は邪魔なのではずします。
シールはがしに活躍する「雷神」
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ステッカー・シール・テープの剥がし跡に効果のあるスプレーです。
とくに、テープを剥がした跡の頑固な糊(接着剤)を
除去するのに大いに役立ちます。
匂いはすこしきついので注意。
柑橘系の匂いなので、嫌いな方はマスクをするか、
別のシールはがしを利用してください。
刷毛タイプもありますが、おすすめはスプレータイプ。
現場では動作がすくなく、手が空くのが重要なので、
知り合いの便利屋さんたちもスプレータイプを好んで使っています。
スプレータイプはシールに直接吹きかけて使います。
拭きかけてから1~2分ほど待ってからはがす作業に移るのが正しい手順。
ですが、貼ってから長い年月を経たシールだとなかなか除去できません。
そのようなときは、雷神を吹きかけてすぐスクレーパーで削ってください。
すると、スクレーパーのへりに剥がれ落ちて糊(接着剤)がまとまります。
まとまった糊はゴムのように粘着質です。
それを雑巾・紙などで拭い、スクレーパーを綺麗にしてから
また同じ作業に戻る流れです。
積み重なった接着剤の層を削っていく感覚ですね。
長年接着されてきた、分厚いテープをはがすときによく使う方法です。
古いテープは硬くなっていて、なかなか剥離液が浸透しません。
浸透している部分だけ先に取り除き、あらわれた層にまた剥離液を吹きかける。
この繰り返しをすれば十分綺麗になります。
削る道具は購入時に付いてきた、小型のプラスチックスクレーパー
でも問題ありません。
若い(シールを貼ってからの年月が浅い)シールの場合は、
通常の方法でつかってください。
それほど頑固ではないシールやテープなら効果はバツグンです。
かんぴょうむきのようにスルスルと剥けますからね。
ガラス面に貼り付いているシールでも、プレラスチックの
スクレーパーだと傷が付きません。※つよく削るのはNG
他の定番としては、クリーナー30 があげられます。
雷神と性質はほぼ同じですので、好みの問題でしょう。
なお、プラスチック素材には使わないでください。
材質によっては溶けるおそれがありますので。
雷神は「石油系溶剤」が含まれていますが、
クリーナー30は含まれていないようです。
ガム落としてしても使える
雷神・クリーナー30どちらも、ガム落としとしても使用できます。
吹きかけると粘着質のガムが硬くなります。
ヘラで触ると、ガムに手ごたえを覚える感覚ですね。
液が浸透したらあとはヘラですくうようにとるだけ。
ポロッと落ちるようにはがれるときもあれば、
接着面がのこるときもあります。
そのようなときは布でふきとるようにすれば綺麗になります。
シール・ステッカー・テープ・ガム剥がしが主な目的であれば
雷神・クリーナー30を購入しておけば間違いありません。
頑固な接着剤を削り取る「スクレイパー」
雷神とセットで常備しておきたいのがスクレイパー。
簡単に言うとヘラですね。
シールをはがす際に、最初から雑巾でこすって剥がすのは効率が悪いです。
雑巾で擦りとるのは最終仕上げのときだけです。
ヘリ先に遊びがある、プラスチック製と、ガラスにも
使用できる「ガラススクレイパー 」を用意しておきたいですね。
なお、持ち手がないタイプ(ブレード部分と分けられていないタイプ)の
スクレイパーで作業をしていると指先に負荷がかかり、痛くなってきます。
必ず持ち手があるものを選んでください。
基本中の基本の「工具」ドライバーセット
ドライバー・マイナスドライバーは最低限必須です。
なお、百円ショップ(百均)の工具はおすすめできかねます。
百均の工具は重心がおかしいものが多いので作業時に手間取るためです。
コスト削減のためか、持ち手・装具部分が軽いものがばかりなんですね。
※数年前の情報ですので、現在は改良が重ねられているかもしれません。
そのため、作業中に落としてしまう恐れが高くなります。
慣れないうちはうっかりミスが多発します。
慣れれば問題はないとしても、絞めるときに力がなかなか入りません。
とくに金属部分が長いドライバーを比較するとわかりやすいです。
予算に、数百円程度を上乗せすれば十分に良いものをが購入できます。
長く使えるので工具には出し惜しみをしないでください。
ほぼ必須の「バケツ」
耐久性に優れ、手入れも簡単なポリプロピレン製がおすすめです。
スポンジ・雑巾・洗剤・スクレイパーを入れてもち運ぶ用途にも使えて便利。
5L~10Lと幅があるので、自分に合ったものを選んでください。
最低でも 2つは持っておきたいです。
個人的には、持ち手の一部が木で覆われているバケツは使いにくかったですね。
洗剤が手にすこしのこっている状態で持つと、滑りやすいためです。
なければ困る「雑巾」
綿100%雑巾
マイクロファイバークロス
雑巾はいくら持っていても困りません。
使い捨ての感覚で大丈夫です。
業務用洗剤を原液のままふき取った雑巾や、しつこい油汚れを
ふき取った雑巾は状況によりそのまま捨てていました。
洗っても汚れがとりきれず、再利用すると、汚れを広げてしまう
場面もあり、効率が悪くなるためです。
雑巾は窓清掃・スキージを使用する際に、窓の下部やサッシに詰め込み、
液だれ・汚水から床をを防ぐのにも使用します。
余裕があれば開業初期から2種類用意しておきたいですね。
油ふき取りと、その他用です。
マイクロファイバーウエス(合成繊維)と、通常の雑巾(綿)を、
持っておけば困ることはないとおもいます。
「掃除用ウエス」「清掃用 クロス」と検索してあなたの
状況にあったものを購入してください。
私生活でも重宝する「脚立」「踏み台」
ちょっとした段差が欲しい場面に重宝するのが脚立・踏み台。
個人的には「はしご」よりもまず「脚立」「踏み台」を優先して欲しいです。
踏み台はアルミ製(アルミ合金製)で軽く「片手で持ち運べる」のがおすすめ。
ほぼ必須アイテムです。
なお、長いはしご・脚立は、時期も見て購入してください。
予算に余裕があれば開業初期から購入してもいいかな? 程度ですね。
もともと、工事関係の依頼を請けていた方であればすでに持っているはず。
高所作業が必要となるときには提携業者に任せる方法もあるのでご安心を。
なお、伸縮性ではない3M以上の脚立は1人で立てるのにコツがあります。
慣れないうちは野外で練習しておいてください。
店内作業だと、床を傷つけて大事ですから。
垂直に立てるのは無理があるので、斜めに持って、脚立自体を
回すようにすると立てやすいです。
説明が上手くできず申し訳ないのですが、
数回練習すれば十分モノにできるので心配はいりません。
立て方だけではなく、立てたまま移動させる方法
いちいち折りたたんで移動させるのは非効率であるためです。
なお、植木のせん定も請け負う便利屋さんだと、
脚立にこだわりがある人が多し。まめ知識でした。
ブルーシートまたは養生シート
養生シートは荷物、家具の移動の際に使用します。
また、作業時に生じるホコリ、汚水から物品・
床を保護するためにも利用できます。
ブルーシートは野外作業時に重宝します。
ゴミを一時的にまとめておく場所に敷いておく、
切り取った枝をまとめておくなど、活用できる場面は幅広い。
便利屋ならば必ず持っておきたい道具ですね。
養生テープ
養生テープも数個常備しておきたいアイテムのひとつです。
はさみ不要、片手でも切れる養生テープがおすすめ。
職人でないかぎり高級な養生テープは不要です。
風呂敷・敷き布
ネジや工具を一時的に置いておく場所として風呂敷がつかえます。
道具類を直接、畳やフローリングに置いて、汚れるのを防ぐためです。
風呂敷ではなく、腰袋・ホルダーを利用する方もいますね。
なお、ブルーシートでも代用できます。
ですが、室内の持ち運びに難があります。
ハンカチよりも一回り大きく、厚手の風呂敷がベストです。
色は個人的に白がおすすめです。
金属のネジを置いてみて、視認しやすい色合いの風呂敷を選びました。
毛羽が立っているタオルだと、金属部品がひっかかるので危険です。
※経験あり
大判のハンカチでも代用可能です。
ピカピカの窓に仕上げる「スクイージー」+「ウォッシャ」
窓を掃除するときに、水はけをするスクイージー(スキージ)。
ゴムベラですね。取り扱いにはコツがあります。
安物や、ブレード部分に欠けがあると水跡の線が残るので
少々値の張るものを購入してください。
仕上がりに確実に差がでますから。
あわせて買っておきたいのがウォッシャ。
洗剤・水で窓を均一に濡らせる道具です。
これがあればクロスで拭く手間がはぶけます。
箒(ほうき)とちり取り
室内作業の後に、生じたごみをまとめるための箒(ほうき)と
ちり取りも持っておきたい道具のひとつ。
開業初期の便利屋さんがしがちなのは「後片付けの忘れ」
クレームが発生しやすいのもこれが原因です。
室内でつかうのは座敷箒(ざしきぼうき)です。
安売りの箒や野外用のものを室内で無理につかうと床を傷つけます。
毛先が柔らかい座敷箒を選んでください。
枯草・落ち葉をまとめる野外用の箒も持っておきたいところ。
依後始末に必須なので、箒・ちり取り・ごみ回収の袋の
一式は作業車に載せておきたいですね。
あなたにとっての正解ではありません
以上の道具・装備を見て、「いや~〇〇があったほうがいいな~」と一家言を
持つ方もいるでしょう。
しかし、文字通りの軽作業程度であれば上記の道具で
とりあえずは対応できます。
他にあげるとしたら、つま先を保護する「安全靴」。
ヘルメット+ヘッドライト。
綿ロープ。ビニールテープ。
細かいところでは「滑り止めのついた軍手」。
業務用掃除機も今後必要になってくるかもしれません。
ワックスがけの前段階に必要ですから。
家庭用掃除機でちまちまやっていられません。
なかには
「高所に登るのに必要な『はしご』がないと何もできない」
なんてご意見もあるはず。
そのご意見もごもっとも。
でも、最低限必要なものは便利屋の運営スタイル・方針ごとに異なります。
私の意見が誰にとっても正しいということはありえません。
便利屋は千差万別。どこかしらに過不足があるはずです。
よって、あなたが目指す便利屋の方針にあった道具・装備を
整えるのが正解と言えるでしょうね。
拘りがなければ楽天カードで楽天から購入すべし
楽天カード払いで、楽天ショップから購入するとダブルでポイントが付与されます。
1.楽天カードの支払額に応じたポイント
2.楽天ショップで買い物した金額に応じたポイント
以上のポイントが付与されます。
100円につき1ポイント発生です。
楽天カードで支払うと口座側・楽天市場側でそれぞれ1回。
ポイント付与の機会が 2回発生するというわけです。
楽天カードの利用で発生したポイントは、
口座支払いの手数料にも充てられます。
楽天ショップ利用で発生したポイントは
楽天内の各サービスで利用可能です。
現金にする方法だってあります。
10万円分を購入したら合計2000ポイント。
2千円分はでかいですよ。
業務用機材を購入したらすぐに数十万に到達しますからね。
実質値引きですから、お得です。
さらに、消費者還元事業対象店舗から購入すると5%のポイント還元。
増税分を見越してもお得な買い物ができてしまいます。
私は、むかしはアマゾンから必要物品を購入していました。
アマゾンが一番安いとのおもいこみがあったためです。
でも、調べてみると、楽天のほうが安いときが多いです。
なにより、アマゾンだとポイントが貯まりにくい。
アマゾンは、ポイントが付与される商品とそうではない商品があるためです。
いっぽう、楽天だとショップがさらにポイントを増やしているときもあります。
獲得するポイントの差が明白です。
ただし、注意するべき点があります。それは「送料」です。
商品価格を安く表示して、その分、送料をあげているショップは珍しくありません。
いまだにこんなことをするショップが存在しているのが楽天。
この見せかけの商品価格を見破れるのであれば、楽天はかなり重宝します。
また、楽天モールを経由して購入するだけの違いで取得ポイントにも差が生じます。
その分、ショップ(お店)側が損をしているのですが。
便利屋開業を目指している方は、いろいろ買い込むとおもうので、
自分が得をするような買い方を意識してみてください。
番外編 側溝を掃除するときに便利な「マンホールリフター」(ふたはずし)
あると便利屋な道具として「マンホールリフター」があげられます。
側溝のふたを引き上げるときに使用する道具ですね。
手でも持ち上げられる重量のふたであっても、余裕(あそび)がないと
なかなかはずせません。また、掴む場所が薄い・厚いなど、
力を込められないときに重宝される道具でもあります。
側溝掃除をサービスのひとつとして売り出すのであれば
1 本持っておくと便利です。
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