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便利屋運営方法

便利屋が安売り(価格競争)から逃れる方法

更新日:

料金を相場どおりに設定する必要がありますか?
割りにあわないとおもったら料金をあげてしまいましょう。
そうするとお客さんも喜び、自分もハッピーになります。

ハッピーになるためにどうするのか?
「価格戦略」。これに尽きます。

安売り競争は疲れる

便利屋(何でも屋)に限らず、個人事業主(自営業)は立場が弱いです。
そのため同業の法人よりも低料金にしたり、同業他者と価格競争
してしまいがちです。

現在の便利屋業界も例外ではありません。

個人間の価格の下げあいに大手法人までもが乗り込んで来ています。

基本、便利屋は数をこなしてお金をいただく小間使いみたいなものです。

誰でもできる仕事だからこそ安値でたたかれ、またお客さんもそのような
目でみてしまいがちです。

なぜ安売りをするのか?

では、なぜみんな安売り合戦をするのか?

それは簡単だからですね。
頭をつかわなくても良いのです。

料金を下げるのは誰にでもできる施策のひとつであるからです。
料金表を書き換えれば誰でもできちゃいます。
同じようなサービスであればお客さんは安い業者に流れます。

「なんで同業他者にお客さんはいってしまうんだ。
自分のサービスは他社よりも高品質であるのに」なんておもっても関係ありません。

お客さん(消費者)は基本的に業者の中身を知りませんし、
見る目なんて持っていません。

あなたがどんなに立派で経験に基づいた誰にでも満足してもらえるような
サービスを持っていたとしてもお客さんは安いほうへ流れます。

そしてもうひとつ。

サービスを提供する側が
「低料金にすればお客さんが依頼をしてくれる」と、思い込んでいるためです。

「どうせお客さんは業者の良し悪しなんてわからない。だったら馬鹿でも
わかる価格を下げよう」と認識していなくても思っているのです。

だからこそ、「○○市では一番やすい便利屋です!」とか、
「他社より高い料金のサービスがあったら教えてください。値下げします」
などをうたい文句にしている便利屋がごろごろ存在するのですね。

価格を下げ、サービスを提供するということは自分を安売りする行為と同じです。
働いても働いてもお金が貯まらないのは安売りをしている=自分の値段を本来より
下げているためです。

それに気づかず「便利屋は儲からないから」
「便利屋は薄利多売のサービスだから割に合わない」と言って
廃業していきます。

安売り競争さから抜け出すひとつの方法

どうすればこの「自分は安い人間です!」と言いあう競争から抜け出せるのか?
簡単です。料金をあげればいいだけです。それだけ。
メニュー表の数字をいじればすぐ抜け出せます。
考えてみればあたりまえですよね?

自分のサービスが安いと看板をあげていて、
そして仕事をもらい、働いて、ジリ貧になっていく。
このサイクルからぬけだすには料金を上げるしかないでしょう。
誰もが最初からわかっているはずです。

そうです。簡単ですが、むずかしい。

高価格設定をした私の体験談

実は私も安売りをした時期、高値を維持した時期があります。
個人便利屋のサービスですよ。たぶんあなたと同じ。

最初は相場どおりにサービス料金を決めました。
それでもお客さんはこない。同業他社を調べるとあきらかに
自分のサービスより安値で提供をしている。

「これではとうてい勝ち目はない」

実績も豊富でウェブサイトの見た目もよく、付随するサービスも充実しているのに。
これでだめだとすぐに相場より低めの料金設定になおしました。

結果、お客さんはすぐに見つかります。

でも、仕事をこなしていくうちに仕事を完遂した疲労度と、
いただける報酬が割りにあわないと実感しました。

もともと体力がない貧弱な体質。
もう駄目だと、すぐに安売り戦略から撤退。
逆に高値に設定しなおしました。

お客さんが激減

すべてのサービス料金を高値にしあわけではありません。

あくまで依頼数が多い目玉商品(サービス)を
相場より高めの料金に見直しました。

すると依頼数が激減。

1週間に最低でも3~4あった見積り依頼(問い合わせ)すらなし。
音沙汰がありません。

それでも耐えました。
ここが耐え時だと感じたのもあります。

また相場どおり、安値にもどせばヘトヘトになっても
わずかなお金しかもらえない地獄に逆戻りです。

コンビニでアルバイトをしていたほうが割がいい生活に逆戻りです。

依頼数は減ったが売り上げアップ

毎日問い合わせメールを確認し、落胆する日々。
チラシを撒こうにもやる気がでない。

できることと言えばブログを更新することくらいでした。
もちろん「今日はどこどこいってました~」ではなく、
ネタは提供するサービスについて。

自分があつかっているわけですから知識は豊富です。
それを毎日繰り返していきました。
その間も目玉サービスのお問い合わせ件数はゼロ。

すべてのサービスを相場どおりに戻したこともあり、
以前よりも依頼数は減りました。

けれどある日から徐々に問い合わせがくるようになります。
ウェブサイトを閲覧した方からですね。

けれどウェブサイト経由で問い合わせてきた方のほとんどは
料金表を確認していません。

私が「このサービスはx万円の見積もりとなります」と
料金を提示するとお客さんは「え!~するだけでそんなにとるの?」と
おどろきます。

そしてキャンセルの連絡もなく去っていく。

けれどなかには驚くことにすんなりと見積額に納得する方が存在します。
文句のひとこともありません。

それでいて相場どおりの料金設定にしていて頃よりも
お客さんの質が良くなったことに気づきました。

入金もはやいし、諸連絡の返信もはやい。
理不尽なクレームもない。文句も言わない。
ちゃんとウェブサイトを見て自身で勉強してくれている。

結果的に依頼数は激減しましたが、売り上げは伸びました。
収益も上々。

相場より高値(高料金)にするメリット

相場より高めにする利点はなにより時間帯効果があがることでしょう。
薄利多売では収益をあげるには数をこなすしかりません。

いっぽう、高値で提供すると依頼数を稼ぐ必要はなくなります。

薄利多売では数をこなすのが基本戦略ですからひとつひとつの仕事を
どこかで手を抜いてしまいます。いや、どこかを削らなければ無理です。

そしてその手を抜いて部分はお客さんの負担となるので、
サービスの質は当然のごとく低下します。

売り手視点では「時間帯効果が高くなる」
買い手視点では「質の良いサービスが受けられる」

サービスの高価格設定は実はwin-winな施策だったのです。
※もちろん、商売は単純なわけではないので例外もあります。

以上は、あくまで便利屋(何でも屋)運営にある程度慣れてきた方向けです。
ですが、いまから知っておいて損はありません。
それどころか開業初期より高値戦略をしても問題ないでしょう。

私はなかば逆切れのごとく一部のサービスを高価格設定にしました。
ほかのサービスも相場と同じくらい、ちょい高めくらいに設定。
それでも大手よりも私を選んでくれるお客さんがいたのです。

ただし、高価格(高料金)にするのは自信があるサービスに限るのが無難です。

他社よりもお金を多くいただくわけですからサービスを
買ってくれたお客さんには「他社よりも高品質なサービス」を
提供しなくてはいけません。

私はなんの勉強もせず以上の施策をしたわけですが、
あとあとになって恐ろしいことをしていたものだと理解しました。
ですが、不毛な値下げ競争に参加するほうがよっぽど恐ろしいです。

値下げ競争・値下げ合戦を避けるには高単価設定にしても
「耐える期間」が必ずあります。

同業他社、それも似たようなサービスを売りにしている業者へ
お客さんがながれていっても我慢しなくてはいけません。
危機感が募っていぜんと同じ料金設定にもどしてしまうと
以前よりも安く見られます。

「なぁ~んだ、やっぱりこの料金(価格)でできるんじゃないぁかぁ」
なんて思われるでしょうね。

以上が、価格戦略です。

なお、価格戦略を理解するのにおすすめの本は
世界一ずる賢い価格戦略」です。

私は価格戦略というワードすら聞いたことがないうちに
はじめてしまったので色々とケガをしました。

最初からこの本を読んでおけば無駄な時間を費やさずに済んだでしょう。

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