便利屋(なんでも屋)での仕事の貰い方・集客・SEO・各サービスについて解説します。

便利屋を開業する前に読むブログ

相談事例

コネ(人脈)・ノウハウなしでの起業は無謀なのか?-便利屋開業相談事例

投稿日:

man-871960_640

無料相談の回答となります。
なお、御本人様の希望により一部内容を省略しておりますので
ご了承ください。

コネもノウハウもなく、FC店に加盟もしないで即起業したい

相談「コネ・ノウハウなしでいきなり便利屋起業したい」

soudansha_dansei相談者さま年齢:20 代 男性

新卒で入社した会社を先日辞めた現無職の男です。

貯金はあるので便利屋を開業したいとおもい、
検索しているうちにたどり着きました。

まったく何もしらないので、当初フランチャイズを希望していました。
ですが、軌道にのっても加盟料+ウェブサイト更新費などが
必要で結局 300万ほどが必要だそうです。

開業資金があるとはいってもそんなに払えません。

当初の目論見ではフランチャイズで人脈を確保してから
始める予定だったのに予定が狂ってしまいました。

僕自身はなんらコネもないのです。

コネもなく人脈もないままですけれど、
それでも便利屋で起業したいです。

いまは結婚する予定もないので自分の食い扶持が
稼げればそれでいいのですが・・・。

無謀でしょうか?

回答「戦い方によっては無謀ではない」

無謀とは言い切れませんが、むずかしいでしょう。
ですが、ノウハウ・人脈不足は運営方法によってカバーできる
可能性もあるのはたしかです。フランチャイズの利点フランチャイズは技術習得に掛かる時間を短縮できるのが利点です。
また、仕事さえ受注できれば丸投げが可能です。
※ただし、受け取る利益は小額となる傾向がある

いわば大手の擬似的な庇護下にあるのがFC店の強みです。

ですが、庇護下とは管理下にあるのと同じ。自由がありません。

何かにつけて管理費・ロイヤリティとして本部へ金銭を渡す
ことになるでしょう。

開業まえにテーマを決める重要性

もし、修行期間もなくいきなり便利屋を開業。

個人で便利屋を運営していくのであれば
「自分でこなせるサービス」をひとまず提供。
その後、じょじょに受注できる仕事を広げていく方針でないと
すぐに行き詰るとおもわれます。

同業者間のコネもないのであれば、
事前に必ず、主力となるテーマ・ジャンルを決めてください。

どのサービスを主に提供するかによって、人脈優位
技術優位かにわかれます。

なお、自分が「これを主力サービスとする!」と決めても
たぶん逸れていくと思います。

自分が提供したいサービスとお客様が求めるサービスは
異なる場合がとても多いためです。

ですが、柱とするサービスを設定しとけば専門性を高めあとで
差別化戦略に大いに役立ちますので決めておいて損はないです。

また、極論ですが、個人でもできる範囲であればコネなんて必要ございません。

なお、便利屋にも得意分野と苦手な分野があります。
大抵の場合、「便利屋」を指すと引越し、片付け、草刈り、
ハウスクリーニングなどがあげられます。

旧来の便利屋をイメージして思い浮かぶ仕事ですね。

でも、いちがいにこれが便利屋の仕事だとは誰も申せません。

技術系に特化し、パソコン・周辺機器の修理専門の便利屋として
活動している方も存在します。

便利屋はこのようなサービスをするものだと
決めて掛かってしまうとアイディアも浮かばず、
没個性化し、埋もれていってしまいます。

仕事の幅をひろげるにはヨコのつながりは必要

ひとりでは処理できない実作業系は必ずヨコのつながりが必要となります。
依頼によっては外注として請ける。

また、別の依頼では外注にだす(発注)側となり
依頼を1件1件処理しなければなりません。

最初は提携先を見つけるために電話・メールを何十通もすること
になるでしょう。

また、定期的に仕事を外注にだせない、
外注できたとしても単価が安いなど相手側のメリットがすくないと
見限られます。このあたりは普段テキトーな便利屋であってもシビアです。

自社に依頼を処理するノウハウ・社員が不在だと
同業他社のパシリとして体よくあつかわれます。

相場よりも低い料金で仕事をさせられるのは目に見えています。
これではもう便利屋の便利屋ですね。

※大口注文や仲介費・単価の高い仕事であれば
外注専門でも問題はないです。

もし、いきなり便利屋を起業したいのであれば
いま自分でできる範囲でのサービスを発案・考えサービスメニューに
載せることからはじめてください。

もちろん、常道どおり他便利屋へ修行しにいくのもおすすめです。

まだ、若いのですから失敗しても復帰はたやすいです。
1度やってみて失敗しても就職すれば済むことですから。

まだまだ楽勝な部類です。

リストラに追い込まれ、奥さんも家をでていった。
わずかな退職金を手に再起をはかる壮年男性たちからすれば
うらやましい立場かもしれません。

焦らなくとも良いのではないでしょうか?

当ブログ管理人の著書が発売中です。

当ブログ管理人の著書が出版されました。
便利屋の起業・脱サラ・独立を目指す方に
とって参考となるよう執筆いたしました。
初心者向けですので、むずかしい話はありません。
ぜひ、ご一読のほどよろしくおねがいします。

amazon(アマゾン)で購入する

  • この記事を書いた人

bquest

-相談事例
-

Copyright© 便利屋を開業する前に読むブログ , 2025 All Rights Reserved.