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便利屋新規参入者の方へ。既存業者の「ネガキャン」からメンタルを守れ!

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個人で便利屋をはじめていくと、様々な悩みを抱えます。
そのなかでも初期にあなたを悩ませるのは既存業者からの
「洗礼」(ネガティブキャンペーン)でしょう。

「ウチみたいな小さな便利屋は目をつけられないから大丈夫」
だって? いやいや。

自分の地位・立場を守ろうと初心者でも潰しに掛かる人は
ごまんと存在します。

便利屋のメンタルケアの大切さ

コロナの影響か、以前よりも便利屋の開業相談の問い合わせ件数が増えています。
今まではすでに便利屋を運営されている方からの相談が
多かったのですが、流れが変わってきました。

みなさん知りたがるのはやはり便利屋の内情や、集客面の知識。
テクニックよりの情報を知りたがる傾向にあります。

ですが、これから本気で便利屋を開業しようとするならば
見落としてはいけないのが自身の「メンタルケア」です。

私は集客・接客・実務以上に重要な課題だとおもっています。

メンタルがやられてしまうと、便利屋をするどころではありませんからね。

そこで今回は開業を検討している方に事前に知っておいて欲しい
メンタルケア、とくに開業初期に陥りやすい悩みについて説明します。

それは競合他社からのネガティブキャンペーン(ネガキャン)。
またの名を「洗礼」に関する悩みです。

有望な芽を摘もうとする行為は許される世界

まず、予備知識として覚えておいて欲しいのが
弱者は叩かれる世界であるという点。

違法でないのであればどんな手をつかっても
相手を貶めたとしても許されます。

便利屋という個人事業主が多い業界でもその
ルールが適用されますのですね。

つまり、有望な新規参入者はまず叩かれます。

たとえば、ある人物(Aさん)が
「このBさん(新規参入者)はとてもお客さんをおもんぱかっている。
提供するサービスも良いし、志も立派だ」と感じていたとします。

Aさんはいわば若い有望な芽です。
しかし、BさんはAさんにとっては自己の利益を損なう敵です。

すでに築いた地位に多少あぐらをかいて殿様商売を
しているBさんにとっては厄介な敵なのですね。

もし、現状を維持していればBさんは大きな敵として
立ちはだかるのは予想できるでしょう。

そして、消費者に対しても利益を与えることになるのは予想がつきます。

消費者にとって喜ばしいのは、Aさんがこのまま成長して、
業界内で力をもつこと。でも、なかなか消費者の希望どおりにはなりません。

Aさんも業界内で一定の地位を築いた人物。
人を見る目はあります。

Bさんは新規参入者だとしても有望株。
しかし、今は力がない。後ろ盾もない。
つぶすなら今しかありません。

と、いうわけでAさんはあらゆる手をつかってBさんを業界内から
排除しました。消費者にとって喜ばしい結果とはなりませんでしたが、
先行者のAさんにとっては満足行く結果となりましたとさ。

このようなケースは便利屋業界においてもなんら珍しくはないと
覚えておいてください。

頭角をあらわすと目をつけられる

私自身、なんの後ろ盾も資金もなく便利屋を起業した身です。

そして、私と似たような状況から便利屋をはじめた方の
相談にもいくつも乗ってきました。だからこそ言えるのですが、
新規参入者はまず洗礼を受けます。

洗礼とはネガティブキャンペーン。いわれもなき誹謗中傷です。

これは悪い事象でもあるのですが、良い兆候とも言えます。

なぜか? 先行者にとっては取るに足らない相手をマーク(目を付ける)
する必要はないからです。自分にとって脅威になるであろう人物にしか
相手にしません。

「こいつがあらわれてから、受注件数が減った」
と、明確に理解できてからが本番。

「あいつが去れば売り上げが戻るの……めざわりだっ!
こうなったら口コミ掲示板で悪く書いてやろう」

「それとなくお客さんに悪い噂をながしてやろう」
など。あの手この手で新規参入者の心を折ろうとしてきます。

大抵は相手を貶める方向にいってしまうのですね。

本来であれば有望な競合があらわれたら、
自社サービスの質の向上や新サービスの開発をするはず。

ですが、ほとんどが相手を蹴落と方向に夢中になってしまう。
明確な敵(新規参入者)が見えてしまいますからね。

売り上げが下がるのはさまざまな要素が絡み合います。

特定するのはむずかしい。あやふやでつかみどころがない。
けれど、新規参入者は明確な
「自社の売り上げを下げるかもしれない要因」のひとつ。

実際に影響を受けているかどうかは関係なく、
新規参入者のあら探しをして叩きたがります。

とくに理由もなく喧嘩を売られる

とくに理由もなく因縁をつけられるケースもあります。
単に気にくわないと理由もあるでしょう。

「自分が過去に嫌な目に遭った地域の住民だから」
「自分が落ちた会社の元社員だから」
「ウェブサイトで公開されている顔写真が気にくわないから」
「自分とおなじ名前だから」

など。

ありがちです。

「洗礼」はそれほど脅威ではない

正直に申しますと、洗礼はそれほど気に掛ける必要はないです。
けれど、不安ですよね。

商売をした経験がない方や、勤め人から脱サラして、
便利屋になった方は以下のように洗礼を恐れてしまいます。

「なんとかお客さんが増えてきたのに、地元で有名なA社に目を付けれました。
直接的に入ってないけれど、SNSで明らかに私の会社について悪口を言っています」

「被害妄想ではないのか?」そうおもわれるかもしれませんね。

ですが、わかる人にはわかるようにヒントをちりばめながら
ライバル会社の不評を流すのはよくある手法のひとつです。

私も便利屋を開業する以前は、アルバイトの経験しかありませんでした。

商売の経験がないので「そういうものだ」という前知識がなかったのですね。
なので、先行者の洗礼を過剰におそれた過去があります。

でも、杞憂でした。

お客さんはそれほど業界人が注目している
ウェブサイトや掲示板を見ていません。
口コミサイトもそれほど信用していません。

ありもしない悪い口コミを書かれてもおもったよりは効果がないのですね。

逆に、悪い口コミが書かれてからお客さんが増えて、
売り上げが伸びた事例も確認できています。
私も経験しました。

あれです。恰好よく行ってみましたが、洗礼というか「やっかみ」ですね。

私の経験上、このやっかみを受けるとその事業はあとあと成長する可能性が高いです。

事業撤退しなければ

「洗礼」はそれほどおそれる必要はない、通過地点であると捉えてください。

上手く行きそうなのに邪魔をしてくる輩はどこにでも潜んでいます。
あなたに能力があるからこそ、横やりをいれてくるのですね。

ここで心が折れて、撤退・廃業するとあいつらの思うつぼ。
負けないでください。

それに、ネガキャンを仕掛けてくるのは大抵が小物です

覆せないほどの優位性を持っている人物であれば
いちいち新参者にちょっかいをだす必要性がありません。

あなたを過剰に意識して攻撃するのは、
先行者として得た小さな既得権益を守りたいやつらばかりです。

「洗礼」を受けたら「ラッキー。俺って将来性があるかも」
「新参者にビビってんじゃねーぞ!」と、
このように思う程度でちょうどいいです。

真っ向勝負をせずに、絡めて手であなたを排除しようとしてるんです。
まさに小物の行動。気にしたら負けです。

いづれあなたが勝ちますから。

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