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【実体験】零細業者が大手との相見積もりに勝った話。メルマガサンプル。

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共通20210625号

こんにちは。「便利屋を開業する前に読むブログ」の管理人 荻野純一です。

早速ですが、今回は私が
「大手との合い見積もりに勝った体験談」を話させてもらいます。

なお、すでに5年以上ほど前の話です。
ここで紹介した競合はすでに業界から撤退している点をお知らせします。

■大手が相手の合い見積もりに勝った話

まず、合い見積もりにおいての重要な要素から。

競合から仕掛けられたネガティブな要因は、
反転させるとポジティブな要因になります。

悪い点が良い点となるのですね。
これが競合と比較されたときに役にたちます。

なぜなら、競合は合い見積もりの際に、こちらの不利となる点を盛って来ます。
それを反転させれば相手(競合)が盛った分だけ、相手の優位性を崩せるからです。

■具体例

具体例を紹介します。私の体験談です。
当メルマガを登録されている方はご存知かもしれませんが、
私は便利屋の開業支援をしております。とはいっても、
何十万円もする高額な商材を売りつけたり、研修を売ってはいません。
相談業みたいなものです。

でも、まだまだ新参なので大手には歯が立たない。
いまは受注制限するほど忙しくさせてもらっていますが、
当時はほとんど仕事がありませんでした。

そして、交通事故による身体への影響もあり便利屋を引退。
別事業をしながら便利屋支援業をしていた時期です。

別事業のほうは好調。
そのため、本腰を入れていなかったので問い合わせも以前と変わらず。

「貴方のウェブサイトを購入したい」と、複数社から打診が
あったので売り払おうかなとおもっていた時期です。
一度にほどほどの額が貰えますからね。

その頃の話です。私のもとにメールで問い合わせがありました。
連絡をくれたのは便利屋の開業志望者さん(以降、Aさん)。
相談内容をまとめたものは以下です。

Aさん
「便利屋の開業を検討している。でも、フランチャイズに加盟するほどお金はもっていない。
けれど、そこそこ資金はある。そこでコンサルティングサービスを受けようとおもっている。
でも、どこに決めたらいいかわからない。いま候補はふたつ。ひとつはB社。もうひとつは
あなた。先にB社から話を聞いた。B社よりもあなたが優れている点を教えて欲しい」

B社は伏字で伝えられたのでどこの会社かわかりません。
※後日、判明

上記の内容を伝えられたとき、私がおもった感想は「面倒くさいな」です。

合い見積もりは勝っても益がすくないのはもやは周知の事実。
大金が動く法人取引ならばともかく、個人事業主レベルで
競り合っても労力ばかりかかるだけ。

それにAさんの話し方からもうすでに腹の中はB社に決まっていると感じ取れました。

合い見積もりは
「すでに心の中で依頼したい相手が決まっている」パターンがほとんど。

自分の選んだ選択が正しいとおもいたいがために
比較対象の悪い点を見つけようとするものです。

いわば心の安定をはかるための出来レースです。

だからか、B社が私に対して言ってきた悪口ともつかない言葉を
Aさんは私に伝えてきました。

どうやらB社のほうは私の存在を知っているもよう。

さっさと突っぱねれば良かったのですが、
私も言われっぱなしでは気が済まない。

なによりAさんがなかば洗脳されていると感じたのも理由のひとつ。
そこで、B社の優位点や意見をまとめてみました。

B社は以下の要素を持っています。

  • 代表である現役の便利屋がコンサルティング
  • 二十数年も前に便利屋を開業(ベテラン)
  • 運営歴が長いのでウェブサイトも上位表示されている
  • 月収が300万以上だったときもある
  • 独自の便利屋ネットワークを築いていて情報があつまってくる
  • 元大手フランチャイズのフランチャイジー(加盟店)だったのでFC仕込みの講習もできる
    ※法的にどうなの?って話はおいておきます

以上。

つまり、B社の言い分をまとめると以下になります。
※なお、以下の表現では私を「C」と表現しています。

 

B社(大手)の言い分

「私は現役の便利屋です。でも、Cは便利屋ではありません。
これでは最新の便利屋に関する情報が入ってこない。
それに、数年前に便利屋に参入した若造です。便利屋というのは十年やって
やっと一人前です。それからさらに成長していかなければお客さまを
満足させられません。さらに私は月収が300万だったときがあります。
Cは月百万程度でしょう? さらに、私は便利屋さんとの横のつながりを
いまだに維持しています。さまざまな情報が入ってくるネットワークがあるんですね。
さらに言うと、私は元大手便利屋FCの加盟店の経験があります。
職人系の作業もできます。業界大手のノウハウを持っています。
小規模な胡散臭い自称コンサルタントに騙されないでください」

以上です。

どうですか?以上の言い分にあなたは 反論できますか?

単純にB社と私(C)を比較すればまず負けるでしょう。

相手(見込み客)が深く洞察できる方であればすぐに看破できます。
しかし、大抵はそうではない。

こちらが説明してあげないといけません。

では、私がAさんにどのように伝えたのか?
要点を絞ってまとめたものを以下に紹介します。

「なるほどB社は確かにベテランですね。比べると私はまだまだひよっこです。
そして現役の便利屋でもない。しかし、それが悪い要素になりえるでしょうか?

B社の代表は20数年前に便利屋を開業したと言いますが、
当時の便利屋業界は黎明期を過ぎ、成長前~中期頃でしょう。

業界全体が右肩あがりになっていた時代です。
ウェブサイト(ホームページ)を開設すれば、
なにもせずとも電話が鳴った時代でもあります。

ポスティングをすれば物珍しさからさまざまな依頼が
舞い込んできた羨ましい時代でもあります。
※当時の便利屋さんの羨ましい話は聞き飽きました。
「昔は良かったな」という話ばかりですが。

良い時期に参入したようで羨ましい限り。
でもAさんはこれから便利屋をはじめる予定なのでしょう?

いまは成熟期ですよ。過去の成功体験がいまのステージに通じるとは
私はおもえません。

また、B社の言い分では十年やってやっと一人前とのことですが、
その理屈がすべての便利屋作業に当てはまるとは言えません。

十年やって一人前であれば世の中のほとんどの便利屋は一人前ではないでしょう。
さらに、B社の代表は元FC加盟者です。

そして職人系の仕事もできるとあれば開業前にすでに土台を築いていたということ。

職人系の仕事を中心にしている便利屋さんは元職人経験がある方も珍しくありません。

ほんとうにゼロから便利屋をはじめた方はすくないのが現状です。
ほとんどが、便利屋に活かせるちゃんとした実績をもっているものです。

Aさんは今、便利屋に活かせる即効性のある技術はもっているでしょうか?
B社も実力があるようなので頼ってもいいかもしれません。

ですが、B社代表のスタートラインとAさんのスタートラインは大きく異なっています。

それほど乖離があるということです。

B社はことさら「現役便利屋」を押しているようですね。
私は引退者なのでことさら強調しているのだとおもいます。

しかし、これは明かな優位な点にはなりません。
なぜなら、現役の便利屋さんはおいしい稼ぎの話は誰にも漏らさないから。

簡単な話です。B社は便利屋です。そしてAさんも便利屋になろうとしている。
いわば競合同士になります。競合においしい儲け話をふろうとおもいますか?
有益な情報をあたえようとするでしょうか?

まず、しません。B社は業界でも大手と言えるでしょう。
競合を押しのけてのし上がってきた強者です。

そのような老練な人が商売人の定石をやぶる真似はしません。
ただ、表面上は利益となる情報をAさん(あなた)に与えるでしょう。

しかし、実体はB社の傘下。B社の子分として扱われます。
核となる情報は決してわたさない。

B社は自分(B社)を超えるような存在にAさんを育て上げません。
商売敵であるから当然です。

B社は横のつながりを自慢しているそうですが、そのネットワークで得た情報を
Aさんに渡すかというと疑問です。理由はおわかりでしょう。

ですが、B社の実力は否定できません。スタートから大金を投じてFCに加盟し、
講習を得て、数十年も便利屋を運営しているのですから。

いっぽう、私の出発点は低い。
恵まれたものではなかったかもしれません。

私は大学中退後、清掃のアルバイトをした程度。手に職を持っていませんでした。
大手FCに加盟する資金もない。便利屋に必須とされる車も持っていなかったのです。

そして参入時期はすでに便利屋があふれかえっている成熟期。
支援してくれる者もいない状況で開業した身です。

とくに技術もなくできる仕事、誰もやりたがらない仕事を
ひとつひとつ拾っていくしかなかったのです。

しかし、これが強みでもあります。

低いスタートラインから生計を立てられるまでのノウハウを得られたのですから。
出し惜しみはしません。私は便利屋ではありません。現役の便利屋ではないからこそ、
便利屋であったならば他人に教えたくない情報も教えられるのです。」

以上です。

長くなりました。でも、説明するとひと言で済みます。
デメリットとなる点を反転させただけです。

実はブログで「便利屋を引退しました」と記した時点で
競合がどのように攻めてくるのか予想できていました。

「ああ、私を偵察しにきている人たちは現役便利屋という点を押してくるだろうな」と、あくびがでるくらい予定調和です。

便利屋コンサルタントをしている方のほとんどが便利屋を兼任しています。
でも、そこにすでに矛盾があったのですね。
業界関係者の暗黙の了解があるのです。

それは「なぜ、商売敵にものを教えるのか?」

商圏がかぶっていないにしても、儲けの種を教えるのは危険性があります。

儲け話は一気に広がるので、本当に儲け話を持っている
商売人は親友にも親にも教えません。

多くの人に認知された時点で儲け話ではなくなるからです。

それに、非実働系ではない仕事であれば教えたらすぐに真似されるでしょう。

考えればわかるのですが、現役便利屋コンサルタントは依頼者を
「自分を超える存在」にはさせません。

自分の脅威とはならない程度の存在でいて欲しいんです。

だって、自分が操作できないほど大きくなったら面倒です。
自身の領域を食われる恐れがあるためですね。

「商圏がかぶっていないから安心。いろいろ教えちゃいます」
こう考える平和的な思考の人はすでに便利屋廃業に追い込まれているはず。

競合が「現役便利屋」で攻めてきたので「非現役便利屋」から
教わるメリットを明らかにしてあげたわけです。

敏い人はすぐに理解できます。
失礼な表現になるかもしれませんが、このような問い合わせをしてきた時点で
Aさんは鋭い方ではないと判断できます。なので、デメリット・メリットを
並べただけに過ぎません。

私は便利屋を引退した身でも、各業者から情報を仕入れています。

便利屋と仕事が一部重なるスモールビジネスもしているため、
そこからも情報がもたらされます。

さらに、当ブログもしているのでどのような検索ワードが
上がっているのか(需要があるのか)など、副次的に役に立つ情報が入ってくるのですね。

以上です。

これでひとつ悪い要素を反転できました。
しかし、大きなネガティブ要素が残っています。経験の差です。

どの業種でも業界歴が長いお店のほうが信頼されます。
しかし、それは消費者として立場であった場合だけ。
つまり反論できる余地はあるってわけです。

この要素を反転するために、私が持ち出したのは
出発点(立場・当時の業界の状況)です。

資金に恵まれ、技術も要していて参入した時期も良い。
それで成功した。この成功した人をそのまま真似てもあなたも成功できるとは限らない。
だって、立場や環境に恵まれていたから。あなたはどうですか?
このように今一度状況を見直すように促しました。それだけです。

■結局はその人の判断任せ

合い見積もりは結局は申し込んで来た当人任せです。
決定権は相手にあります。

Aさんが実作業(雨どいの清掃・どぶさらい・屋根の補修・雨戸貼り換え等)を
学びたいのであればB社を頼ればいいだけ。

個人でもできる技術もいらない仕事からはじめ、
最高月利益が百万円程度で満足できるのであれば
私に依頼すればいいだけです。どちらも一長一短。

気にくわないのが自分が完璧であるかのように見せるB社です。

恵まれた環境から成功したのに、立場や環境がまるで異なる
相手に、自己の成功方法が通用できると過信している。
徒手空拳から便利屋をはじめた身としては苛立ちます。

■結局どーなったの?

この話のオチです。

Aさんは最終的に私に依頼を申し込んできました。
Aさんはすでに技術は持っていて「便利屋運営」が学びたかったもよう。

興味があるのは便利屋があふれる成熟期で、私がどのように個人で儲かってきたのか。

そこを知りたいと伝えてきました。でも、断りました。

このままAさんとお付き合いをさせていただいても、
苦労するだろうなと感じ取ったためです。

合い見積もりをしてくるタイプの方がお客さまになった場合、どうなるのか?
大きく別けて2パターンにわかれます。

長いお付き合いになるか、とても面倒なお客さまとなるか。

大抵は後者。それほど高額なサービスでもないのに合い見積もりをしてくるくらいです。

注文が多いお客さまになる。
それだったら最初から信頼してくれる方を大切にしたほうがずっと気分が楽です。

競合が仕掛けてきた自分にとってのマイナス要素はプラスに転じられる。
これを覚えていただけると幸いです。
これで今回のメルマガの目的は達成できました。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
失礼しました。

荻野
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メールマガジン発行者:荻野純一
ウェブサイト:便利屋を開業する前に読むブログ https://benriyaquest.com/

以上。

当ブログ管理人の著書が発売中です。

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便利屋の起業・脱サラ・独立を目指す方に
とって参考となるよう執筆いたしました。
初心者向けですので、むずかしい話はありません。
ぜひ、ご一読のほどよろしくおねがいします。

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  • この記事を書いた人
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ジュンイチ

元便利屋。修業ゼロ未経験で起業。ひとりも雇わず月収100万円以上達成。その他スモールビジネスをゼロから複数立ち上げた経験を活かして個人事業主の開業支援・チラシ作成・事例ライターなどをしています。 取材歴:フジテレビ「ノンストップ」・三才ブックス「ラジオライフ 」 にて電話クレームのプロとして記事掲載。 断りましたが取材依頼の申し込み(企画段階)は真相報道バ〇キシャ!・ A〇emaTV・東京〇Xなどがありました。 著書「便利屋の始めかた: 特技・スキルなしから月収50万円を目指す開業方法」計 七冊出版。

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