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副業で愚痴聞き屋をはじめるときの重要課題-時間の確保

投稿日:2017年3月1日 更新日:

副業で愚痴聞きサービスをはじめるときに気にかけたい時間の制約とは?

資格がいらない愚痴聞き・話し相手サービス

愚痴聞きや話し相手サービスは資格がなくてもはじめられます。

便利屋(なんでも屋)をされている方であってもできるので、
サービスメニューに追加するだけで一応は「愚痴聞き屋」となってしまうのです。

ですが、便利屋の話し相手サービスは「お年寄り相手」を対象とする傾向があり、
「深夜対応」をしている便利屋はなかなか見当たりません。

そして、愚痴聞き・話し相手サービス専門とする業者でも数少ないです。
これは自分の使える時間と想定顧客・ターゲティングの違いによるものですね。

と、いうことは便利屋がカバーできない隙間が生じます。
そして、その隙間は副業者にとっては心地よい空間となるのです。

今回は、副業として愚痴聞き・話し相手サービスをするには
どのような点を考慮するのかについて説明いたします。
かなり大雑把ですので、本気で取り組もうとする方は
他サイトを巡ったり、専門家にご相談ください。
簡単な質問であれば私に聞いてくれても大丈夫です。

副業者は営業時間に重点を置く必要性

もし、昼間は会社勤めのサラリーマン男性が副業として
「愚痴聞き屋」を開業するとします。

重要なのは営業時間です。
考慮すべきなのは「投下できる時間(資源)」です。

副業ですから自分の使える時間を充てるのは当然ですね。

けれど本業に影響があらわれても困ります。

そこで、時間限定とします。
狭めることによってアピールポイントともなります。

たとえば、営業時間は10時(22時)から深夜1時(13時)まで。
事前予約制をとればある程度、時間配分のコントロールができますよね。

専業主婦であれば、旦那さん・子供が寝静まった時間以降が
営業時間です。「深夜帯限定の愚痴聞き屋」として、
23時(午後11時)から15時(午前3時)までを営業時間とします。

女性は異性に警戒心を抱きますが、
同姓となると極端に警戒心を解いてしまいがちです。
そのため、女性専用としてもよいかもしれません。

悩みを抱える方は夜も眠れずに起きています。

抱えている悩みを考えてしまうのも夜、深夜です。

なぜなら、自分ひとりの時間だから。

周囲は寝静まっています。

独身の方であればその時間においては孤独であり、
その孤独が悩みを増幅させます。

実際には小さな悩みであっても。

「誰かに相談したい」
「弱音を吐き出したい」
「愚痴を聞いてもらってすっきりしたい」

と、おもっている方は夜も起きている可能性が高いのです。

これには根拠もあります。

深夜帯には女性の相談が入りやすい傾向があるのですね。

朝、メールを確認すると2時3時に相談メールを受信していたりました。
まったく別のビジネスを運営していたときも同様の出来事が確認できたのです。

お悩み解決系のサービス、とくに女性・恋愛に関するサービス
を提供している方はおわかりのことかと思われます。

しかし、実行するとなるとかなり辛いでしょう。

専業主婦の方は朝になると、旦那さんやお子様の弁当作りがあります、
そのまえに旦那さんを起床させる仕事がある方もいます。

送り迎えのあとは家事が待っています。
近所付き合いのために発生するこまかな仕事も発生するとおもわれます。

愚痴聞きの依頼が入りやすい時間帯まで営業時間とすると、
睡眠時間が削られます。

午前3時きっかりに営業終了。すぐに睡眠がとれたとして
7時起床すると考えると睡眠時間は 4時間だけ。
パートをしている方(主婦)にとっては負担が大きいですね。

主婦の方が愚痴聞きサービスをはじめると辛い

専業主婦の方であれば不足分は昼寝で補うという手もあります。
どちらにせよ、「子育て」と同時に副業をするのは難しいです。
副業にあてる時間の確保が、一番の重要課題となりえます。

自分自身の立場を宣伝に利用

差別化(強み)というのは自分がするものではあなくて
お客さんが認識するものです。
ただ、自分でも強みを操作できます。
どこに強みをおくか、です。

専業主婦の方でよく見られるのが、
「同姓」「主婦」を強みとしてアピールする方法です。

「女性のきめこまやかな視点から~」
「がんばっている専業主婦のための~」なんてフレーズは
ありきたりですね。けれど一定の効果はあります。

男性サラリーマンの方であれば、自分の職業に重点をおき
売り出すこともできますよね。

「わたしはIT会社のSEです。仕事の悩みがありましたら聞きますよ~」なんて。

対面式であっても話し相手サービスが可能です。

愚痴聞きサービスを売り出しているのに、
自分では一切、愚痴を聞かない事業者(便利屋さん)だって存在します。
存在しました。はい。以前の私です。

対面式の場合に課題となるのが「人員集め」です。

「愚痴聞きバイトしたい人いる~?」と聞いて回り人員を確保します。
そして依頼が入ったら、確保した人員に仕事を与えます。
それだけ。字で起こすと簡単ですが実際には途中に細かい過程が発生します。
ですが、考え方はシンプルです。

自分がするのは人員をあつめ、仕事をとってくるだけ。

または、自分が話し相手となっても問題ないですよね?
愚痴を言いたい方はたくさん居ます。

「飲みながら愚痴を吐いてください。私がしっかり聞きます」
と売り出せば若者に説教したい中高年の方が依頼をしてくれるかもしれません。

愚痴というよりは説教をされる可能性だってあります。
でも、お酒を飲みながらでもそこにお金が発生するのです。
酒を飲んでいるのに給与※正確には違いますが-が発生する
珍しい仕事でしょう。

電話・対面(出張)式でも基本、考えることは同じです。

・営業時間
※副業者には特に重要
・ターゲット(想定顧客)
※ターゲティングで顧客を絞る=切り捨てる
・売り文句※差別点とつながる売り文句
など。

ほとんどの時間を仕事にあてられる専業ではない、
副業者ではとくに「時間」についてシビアでないと
継続が不可能です。

あくまでも本業の支えとしての収入源を確保するのですから
本業(支柱)が倒れてしまっては意味がありません。

しかし、話し相手・愚痴聞きサービスは
誰でもはじめられる利点があります。

在庫も必要としません。
開業にあたって取得必須な許認可・資格も一切ありません。

ほぼノーリスクで開業ができます。

それでいて必要なスキルをすでに保有している方も多く見られます。
拝聴・相手の愚痴に耐える、受け流す能力。
これらは社会人経験のながい方であればすでに持っているのではないでしょうか?

と、以上の点をすでに理解している方はすでに開業しちゃってます。
とある企業が後押し―愚痴聞き開業パックの販売―をしたので、
一時期乱立したほどです。

ただ、ターゲティングもあやふやであり、深夜対応している
愚痴聞き屋さんはまだまだ少ないです。

ここに切り込めれば副業として十分な額を稼げるかもしれませんね。

参考サイト・書籍

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