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マインド(考え方)

脱サラ組みの皆さん。そのまま起業すると失敗しますよ。

投稿日:2016年3月20日 更新日:

脱サラ開業者の間違いだかけのマインドセット

脱サラ組みが便利屋(何でも屋)として生き残るためのマインドセットを
当記事にてしていただきます。あくまでも軽く、ですが。

脱サラ組みの皆さん。そのまま起業すると失敗しますよ。
何がそのままだと失敗するのか?→他者から設定された思考(マインドセット)

便利屋を開業する予定の方へ

あなたが主体にならないと1円も発生しません。
誰も仕事を与えてくれないません。

開業当初につまづく原因

便利屋開業当初、開業以前になにも行動ができすに身動きがとれない。
そのような方に必要なのは新たなマインドセットのインストールです。

具体的な行動を起こせない。自発的に動けない原因は
基本のマインドセットがなされていないからです。

とくに、親・親類が商売をしていない環境に育った人に
こそ重要な考え方となります。

隷属マインドセット

会社員は勤め人です。会社に所属して上司が居て同僚が居たりします。

集団のなかで効率的に利益をあげなければならないので、
社長やオーナーは研修・教育をほどこします。

上層部は、与えられた仕事を粛々とこなす人間が欲しいのです。
だからこそ、社員は会社にとって都合の良い人間に仕立て上げられます。

会社員として働いていて給与を毎月貰っているかたはすでに
「社員」としての考えが刷り込み済みです。

「いやいや、違うよ。いつも胃が痛いし、毎日大変」
そうですか。でも、何年つづけているのですか?
3年も継続して会社員をしていれば最適化されているはずです。
マインドセットの刷り込みが不可能。
適応できない方はすでに退職してますよ。

もう認めましょう。
あなたはサラリーマンとして立派に最適化されています。
立派な会社のいち構成員です。

すでに上司や講師・先輩社員・TV(テレビ)によって教育済みです。
いや、調教済みと言っても過言ではないでしょう。

脱サラと副業者はあぶない

脱サラ組みは厳しいです。
当初の殻を破らなければなりません。

さらにいうと中途半端に便利屋を始める(商売を始める)人は
注意が必要です。

マインドセットの書き換えが必要となるためですね。
ガチガチのお役所仕事。公務員やお堅い仕事の方は
最初はきついとおもいます。

成功率

えいやっ!っと便利屋業界に全身飛び込んだ方よりも、
本業を持ちつつ週末起業家となる方。

どちらが成功率が高いかというと私の経験の範囲では
前者です。

費やせる時間においては後者が圧倒的不利です。

なのに、なんで賢い選択をした―収入を確保しながら起業した―人が失敗しやすいのか?

それは会社勤めをしながら経営者の思考をも持たなければならないためです。

どちらか一方に脳、思考を染めるのは簡単ですが相反する思考を同居
させるのはなかなかむずかしい。

だからこそ、本業(勤め人)として輝かしい実績を持つ方でも
副業で腕が振るわない。それはなぜか?
そう。思考の違いですね。

勤め人としての優秀さと、経営者として優秀さは異なるのです。

従業員と社長の考え方は異なる

従業員・会社員として培われた経験。
一方的に与えられた研修による教育。
従業員として活躍するために刷り込まれた先入観。
これは「与えられたもの」ですよね?

上から下に。一方的に。
では誰が刷り込んだのか?

会社内で申せば上層部。経営側です。
商売をさせる人ではなく、商売をする人たちです。

オーナーの思考ということですね。

よく開業本で書いてある「一段上の思考」「経営者視点」これです。
自営業・個人事業主は従業員の地続きではありません。

仕事はいつもあるものだという勘違い

長年にわたって従業員としての思考のもと、行動-実践してきたのですから
すぐに変われるものではありません。

すでに習慣づけられている行動があります。
「仕事は与えられるもの」「いつもあるもの」
と、考え上から仕事が降りてくるのを待っている。
そして、デスクもパソコンもコーヒーも冷暖房もそろっている。
それが当たり前だと思ってしまっている。
危険です。
この状態で起業しようとした他人に食いものにされるのがオチです。

会社からもたらされたキャリアは関係ない

何十億のプロジェクトを勝ち取った。
大手法人との単独契約を結んだ。
社内史上最年少で課長になった。
商社で30年勤続した。

これらは会社に存在していたからこそ取れたキャリアです。
1度会社という土俵を降りたら関係ありません。
何の支援もなく便利屋を始めたとしたら中卒の自営業者と
同地点。いや、それより下です。中卒の方が業界の先輩となるのです。

実力勝負の世界。

誰も指導・指揮もしてくれませんし叱ってくれません。
スケジュール管理もしてくれません。
あなたの代わりに宣伝・集客をして仕事を獲ってきてくれません。
会計処理もクレーム対応もすべてあなたがしなけれまなりません。
ましてや仕事の補佐をしてくれる部下なんていません。

商売人は金がなければ一番ランクが下なのです。
身分保障なんてありません。
お役人(公務員)さまよりも勤め人さまよりも下です。
それが分からない方が非常に多い。

それによく考えてください。
そのような立派な経歴(キャリア)があるのになぜ便利屋を
はじめようとするのですか?

すると答えに詰まるのが普通です。
ここでパッと何でも良いから答えられたら見込みが十分にあります。
ちなみに私は答えられませんでした。駄目じゃん。

従業員思考では稼げない職業のひとつ

従業員思考のままだとつまづく。
このように述べてきました。

ただし、従業員からすぐに起業。わずかな期間に成功した人もいるのは確かです。
その方たちの職業は営業マン。

ルートセールスではなく、飛び込み営業マン。
新規顧客開拓を社名(看板)と話術を駆使して契約をもぎ取っていく方たちです。

仕事(依頼)を勝ち取れるかどうかが便利屋、いや商売の肝ですから
かなりこっちくんな※と思っています。
※全体的に見ると儲からない業種である便利屋に

昭和の言葉で「営業ができればなんでもできる」という名句?があります。
こうしてみるとなるほどなと思うのでした。

まとめ

  • 従業員思考から脱却する→経営者思考へ
  • 仕事は与えられるものではなく勝ち取るもの
  • 会社員を継続しながらの週末起業は困難
  • キャリアがあっても起業したとたん無駄になる可能性が高いと知る

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