結論:本気で便利屋で稼ごうとするなら独自ドメインにしてね
便利屋を開業しようとする方がぶちあたるのはウェブサイト(ホームページ)の開設について。
※ホームページとウェブサイトは明確に違うのですが、ここでは同じものとします。
3,4年からずっと変わらない定番の質問としていまだにあるのが、
「jimdo(ジンドォー) に関する質問」です。
いくつかの質問(相談メール)をまとめたのが以下となります。
目次
ウェブサイト開設に関しての質問
思っています。
ですが、ホームページの開設でつまづいてしまいました。
知識がないので自分ではどうにもできません。
予算だってほとんどないので、製作業者にも頼めません。
そのようななか、見つけたのがjimdo(ジンドォー) です。
無料で簡単にホームページをつくれるようなので、
このサービスで便利屋HPをつくろうと考えています。
調べてみるとjimdoを利用している便利屋は多く、安心感があります。
ただ、jimdoについて調べていくうちにjimdoはSEOに不利。
ネットによる集客は望めないと書いてあるブログをいくつか見受けました。
本当なのでしょうか?
操作も簡単。かつ無料で利用できることもあり、
jimdo(ジンドォー) に決めていたのですが心が揺れ動いています。
どうしたらよいでしょうか?
回答:私の考え
私のおすすめは独自ドメイン使用のワードプレスです。
※注 ワードプレスもjimdoとおなじCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)
知識がなければjimdoでも問題ないでしょう。
時間の節約にもなりますし、サポートもある程度は受けられます。
しかし、jimdoを利用する場合には無料プランを避けてください。
SEO的に不利なためです。
どうしてもjimdoを利用したい場合には
無料ドメインが利用できるプランで開設。
またはサテライトブログ的な役割にとどめ、
本社HPは自分で独自ドメインを取得・サーバーに設置して
自分で管理するべきだと考えます。
無料プランだと「サブドメイン」でしかホームページを開設できません。
サブドメイン形式のHPは検索上になかなか表示されません。
と、いうのもライバルが多いためです。
けれど表に看板を掲げられるのは1~2名しか許されない。
このようなイメージで捉えてくださっても間違いではないでしょう。
JimdoProプラン の料金
独自ドメインが利用できるJimdoProプランの月額利用料金は945円。
年額請求のため一括で払うこととなりますので、
最低でもHP開設時に 11,340円が必要です。
自分でドメインを取得・サーバーと契約。
運営はワードプレスを利用した場合には
大体 5千円程度で費用をおさえられます。
年額です。借りるサーバーによもよりますが、
知識があり、ウェブサイト運営ができる人にとっては
なんら魅力を感じないサービスというのが本当のところです。
jimdo無料プランを自社HPとして使うデメリット
- SEOとして不利
- 公式感がない
※URLに他社名でもある.jimdo.com が含まれるため - 他社の広告が表示される
- カスタマイズの幅が狭い
など。
jimdo無料プランを自社HPとして使うメリット
- 無料で商用利用のHP(ホームページ)開設が可能
- jimdoという企業の力を借りられる
※親ドメインパワーの恩恵が受けられる。
ただし、必ずしも受けられというわけはない - css/htmlの知識がない方でも簡単にデザイン変更が可能
- サポートが受けられる
jimdoがSEO対策として不利な理由
サブドメイン形式のため上位表示されるホームページの数に限りがあります。
2012年ころまでは同一ドメインからの上位表示ページは2つ。
現在では5つだったとおもわれます。
便利屋田中・便利屋鈴木・便利屋中村という便利屋が無料プランのjimdoを
利用していたとします。
すると便利屋で検索しても5名ほどしか検索ページ上位に表示されません。
無料プランで利用できるドメインはサブドメインですから
「○○○.jimdo.com」というURLになります。
○○○には各便利屋が決めたドメイン名が入ります。
.jimdo.comいう親分のもとに各便利屋が集っている。
.jimdo.comの傘下に入っているとイメージするとわかりやすいかもしれません。
そして、.jimdo.com親分が検索エンジンに
「こいつがお気に入りの部下だ!」と、お勧めできるのは限られた人数だけ。
例えがむずかしいのですがまぁ、こんな感じです。
長期運用なら独自ドメインでHPを作成する
無料なので、初期運営する方はプラン「JimdoFree」を利用しがちです。
ですが、jimdoを利用するのであれば最低でも独自ドメインが使用できる
「JimdoPro」を利用してください。
それでもデザイン面では自由が効きませんし、月額費用としても高いです。
長期運営を目指すのであれば最初から独自ドメインを推奨します。
ドメインは資産となりますから徐々に育てていけば
引退するときにも売れます。
しかし、サブドメイン形式だと売れません。
退職金代わりにもらえるものが何もないということにもなりかねません。
副業ならまだしも、専業で便利屋を運営していくのであれば
独自ドメインでホームページを育てていってください。