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ほんのすこしの差で売り上げが伸びる?今更ですが美女、その他で注目を集める3Bという手法を知っていますか

投稿日:2019年2月8日 更新日:

3Bとは?

反応率をあげたい。お客さんの目に留まるような広告にしたい。

そのようなときは3Bの法則を使ってみてはいかがでしょうか。

「3B」で本能を刺激して売り上げをあげる

そもそも「3B」とは?

マーケティング分野の手法のひとつです。

Beauty(美女)・Beast(動物)・Baby(幼児・乳児)の頭文字をとって3Bです。

たちの悪い男性が多いとされる職業の3Bのほうではありません。

CMもこの3Bを効果的につかっていると言えばなんとなくわかると思います。

なぜ3Bを意識するのか?

3Bは人の本能を刺激するために人の目を惹きやすいと言われています。

赤ちゃんの笑顔にはついほっこりしてしまいます。

美人な女性が歩いていたらつい見てしまいます。
可愛い動物の赤ちゃんが目に付けば保護欲からかつい眺めてしまいます。

これらは本能に根差した心理的な行動のためであるからこそ。

広告はなによりまずは「興味を持ってもらう」のが重要です。
その最初の「きっかけ」として3Bは大いに利用できるというわけですね。

説明が文章だけでは足りない場合に使える

写真は言葉(文章)では訴えられない心情的な部分を
補完し、訴求する効果があります。

文章だけで高い広告効果が得られるのであれば世の中の広告は
文字だらけになってしまいますね。

わかりやすくするために写真を広告に掲載する以外にもちゃんと理由があるのです。

また、3Bはその他の訴求テクニックを合わせると非常に強力な
広告やセールスレターとなる可能性を大いに秘めているのです。

被写体と恐怖心を利用する訴求方法

たとえば生命保険サービスを例にあげるとわかりやすいと思います。

以下のような構成になっている生命保険会社の広告・小冊子や
ウェブサイトページなどを見かけたことはありませんか?

赤ちゃんの笑顔の写真、子供を抱きかかえている比較的若い女性の写真が
すぐに目に付くところに配置されている。

そして、写真の付近には

「あなたがケガをすると困る家族がいます」
「万が一の備え、できていますか?」

などと将来の不安をあおるような文章が添えられている。

読み手が所帯を持つ男性であり、子供がまだ小さいのであれば

「俺が万が一、働けなくなったり死んだりしたら
残された家族はどうなるのだろうか。心配だ」
と、考えてしまいます。

そこで、「家族を守るためにも生命保険に加入してみるか」との流れを
生命保険会社側は期待しているのです。

これはフィアー・アピールと言われ、人の恐怖心を利用したテクニックです。

人の悩みを取り除くサービスや商品を売る会社はこのフィアー・アピールを
うまく活用し売り上げを伸ばそうと試みています。
(例)薄毛・ニキビ、その他化粧品会社など

写真で幸せな家庭、家族を「想起」させておき、
将来の不安を煽る文章でわが身のことであると思い至らせる。

「俺が働けなくなったら家族を守ることはできないかもしれない。どうしよう」
と、読み手が不安になったときに救いの手を差し伸べる=自社商品・サービスを説明する。

「わが社の生命保険に入っておけば万が一のときでも安心ですよ」と。

ネガティブな情報を先に与え、その解決策を提示する。

テレビで流れているコマーシャル(CM)でももはや鉄板です。
「赤ちゃん」「子供」「母親」これは「家族・家庭」を
想起させるのにうってつけの被写体であるためです。

恐怖を与えておいて、その恐怖から逃れるため方法を提示する(商品の売り込み)。

言い方は悪いですが、人の恐怖心・不安感にうまくつけこんで顧客を
獲得するテクニックですね。

ですが安心してください。
詐欺師から大企業も活用している古典的な手法です。
あなたが使って悪いはずがありません。

使い勝手がよいのは「Beauty」

私は便利屋を含め、小さいながらも起業をしてきました。

ですがなにぶん自営業主。
それほど広告費もサイト管理費も払えません。
そのため代表である自分がウェブサイトの作成~更新まで担当していました。

そのなかでもちろん3Bを試したのですが、やはり使い勝手が良いのは
3Bのうちの「Beauty」。女性の写真です。若い女性の写真ですね。

若い女性の写真はほとんどのサービスに使えるとおもいます。

とくにインカムを装着している女性オペレーターの写真はかなり人気です。

「お電話はこちらへ」「女性スタッフが対応いたします」との文章を載せて
写真を自社ウェブサイトに掲載している企業はすこし探せば見つかるはずです。

例)女性オペレーターの画像

こんなような画像がね
女性オペレーター

イケメンの顔写真は汎用性があるのか?

では男性はというとこれが難しい。

容姿が整った男性の写真、イケメンの顔は売り出すサービスに
マッチしていればなかなか使えません。

その他の「Baby」「Beast」も使いどころがむずかしいです。
試しに笑顔の赤ちゃんや可愛い動物の写真をむりやりウェブサイトに
掲載してみたことはあるのですが、やはり雰囲気に合わずにすぐに
女性の写真に貼り換えました。

A/Bテストをする前から「これはいかんな」と察した次第です。

「3B?」を活用して売り上げを増大させたAさん

写真・画像を利用する「3Bの法則」。
3Bに厳密には入らなくともそれに近しい方法で売り上げを伸ばしている方(以降、Aさん)もいます。

Aさんはとある悩み解決系のサービスを売っています。
法律関係に近しい部類のサービスとお考えください。

そのAさんの自社サイトを見るとトップページ(フロントページ)の
ヘッダー画像にスーツを着た中年男性(以下、被写体)がでかでかと表示されています。

そしてなぜか腕組をして不敵な笑みを浮かべています。

イケメン、ダンディなおじ様とも形容できません。
肌色も浅黒くて人によっては不快感を与えるでしょう。

企業の公式ウェブサイト、それも一番ひと目につくファーストビューでもある
ヘッダー部分に載せる被写体ではありません。

場合によっては苦情が来てもおかしくありません。
しかし、評判は良いらしい。

なぜかというと、Aさんのウェブサイトに訪問する方たちには
この被写体が「頼もしい男性」として目に映るようなのです。

たぶんAさんはA/Bテストを何回も繰り返し、この売り上げを
一番伸ばしてくれる被写体にたどり着いたのだと思われます。

売り出すサービス・商品とうまくマッチした被写体を
見つけ出せたと、ひとことで済ませられるのですが
そこまでできる人はなかなかいません。

A/Bテストはそれなりに時間も費用も発生するからです。

以上の「3B」、そしてフィアー・アピールは広告はもちろん、
宣伝用の小冊子・ウェブサイトやLP(ランディングページ)でも利用可能です。

なお、Aさんに「この被写体の方は社員の方ですか?」と質問したところ
「いんや、買った写真だよ」との回答をいただきました。

被写体の中年男性はAさんの会社とはまったく無関係の人物でした。

便利屋だと間違いがないのは「笑顔の老夫婦」の写真

便利屋とひとくちに言っても、主な顧客層・年代はさまざまです。

従来型の「よろずや」的な便利屋であれば、主な顧客層は
身体がうまく動かなくなってきた年配者となるでしょう。

そこで、役に立つのが笑顔を浮かべている老夫婦の写真です。

写真のモデルの老夫婦は、顧客と同年代です。
顧客はその写真をみると安心感を得やすくなります。
※もちろん、逆に不快に思う方も存在します。

「この便利屋は信頼できそうだ」
と、おもわせられる「かもしれない」のですね。

主なサービス対象と近しい年代の人物、
それも笑顔の写真・画像は問い合わせをするまでの
抵抗感を弱められます。

結果、サイト(ホームページ)経由の受注率をアップできるのです。

儲かっていそうな、便利屋のサイトを調査してみてください。

どこかしらに、「笑顔」の写真が掲載されているはずです。

簡単ですぐにできて効果が期待できる3B

写真(画像)を購入する資金が乏しいのであれば
ロイヤリティフリー(無料で商用利用できる写真を集めた)サイトから
写真を入手する方法があります。

サイトによっては写真の撮影者のリンク必須や、
加工禁止である場合がありますのでご注意ください。。

商用の利用可能な無料画像を提供しているサイト

※画像を使用するまえに各サイトの利用規約をご確認ください。

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