披露宴にて、新郎側の出席者はゼロ人
まずは記事を引用させてもらいます。
福岡県警小倉北署に所属する40代の男性巡査部長が昨年末、
既婚者であるにもかかわらず未婚の女性と結婚披露宴を
開いたとして懲戒処分(減給)を受けていたことが13日、
関係者への取材で分かった。
既婚の男性警察官(40代)が不倫相手と披露宴を開きます。
正確にはとりおこなう直前。
しかし、新郎側の出席者がゼロ人。親族がひとりもこず、新郎ひとりだけ。
そのことに疑問を持った新婦側が新郎を問い詰めて事が発覚、という流れです。
既婚を隠し、披露宴まで持ってきた手腕があっても最後の最後、詰めが甘かったようです。
擁護するわけではないです。
ただ、もし当の男性警察官がお金に余裕があり、
出席代行を使っていたならば何事もなく披露宴は進んでいったとおもわれます。
出席代行とは冠婚葬祭において出席者として参加する人員を貸し出すサービスです。
今回は披露宴での出席代行ですので、「新郎側の親族・友人」とした役割ですね。
もし、出席代行を使っていたとしたらいくらかかった?
依頼を受けた便利屋・専門業者がスタッフを派遣する流れです。
金額は一人当たり大体1万~2万5千。
※能動的に動ける人員1名あたりの相場は最低2万。
座っているだけの人員だと 1万円程度です。
友人代表やスピーチ・司会進行ができるスタッフだと+5千~1万。
※披露宴は基本親族だけが出席するものですが
新郎からのヒアリング・シナリオ、段取りの確認。
スタッフの手配・役柄の確認・スピーチがあれば原稿作成など
も含まれると緊急出動(動員)は困難。
親族に成りすますので、家族構成も考慮する必要があります。
中年男性から若い男性。若い女性からその親にあたる中高年の女性など。
便利屋・業者は自社で数百人のスタッフリストをもっていても
その日(派遣日)に動員できる人員は限られてきます。
日程調整に頭を悩ますのも便利屋・出席代行会社の仕事のひとつですね。
もし、男性警察官が 最低でも5~7日ほど前。
金銭で 40万円ほど支払うことができていれば20数名は確保できていたはずです。
それでも日数的には猶予が欲しいところですが。
さらに元役者・元俳優や場数を踏んでいるスタッフばかりを集めるには
時間がかかるので、念を押したいのであれば披露宴の2週間前から
依頼をしていても遅くはなかったでしょう。
ただ、どうしてもネックとなるのは新郎側の親族出席者がゼロ人ということ。
いくら演技がうまいスタッフを揃えたとしても不自然さがでてしまうので、
切り抜けるのはむずかしかったかもしれません。
こういう事態?にそなえていくつか緊急対応可能な便利屋を
知っておくといいかもしれません。
いや、まじめに生活するのが1番ですね。