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料金設定の見直しをはかる時期とは? 便利屋の価格戦略について

投稿日:2020年10月19日 更新日:

便利屋の価格戦略

■便利屋は「ある時期からは」安売りをしてはいけない

便利屋は「安売り」をしてはいけない。

なぜなら足元を見られ、
安い料金設定しているのに値切られ、
良いように使われるから。

また、利益率が下がるためですね。
それにいちど「安い便利屋」とイメージされれば払拭するのはむずかしく、
安値に甘んじることにもなりかねません。

ですが、実態としてはむずかしい。
実績もなく知名度もない開業当初は安売り、
またはほぼ原価程度でしなければ仕事が得られにくいためです。

便利屋業界を知らない人や、すでに便利屋を立ち上げて実績をもっている方は
私の主張に賛同できないかもしれません。

このような方たちの意見を、これから便利屋をはじめようとする方は
まともに聞いてしまうと危険です。

なぜなら、あなたが便利屋をはじめた時代と、
先達がはじめた時代とは違っているからです。

世相も違います。技術も異なります。業界の様相も変わっています。
昔の成功方法が今、通用するとは限らないのです。

「数十年前から便利屋業界で活躍している方」
や「何十年も前に便利屋で成功してビルを建てた方」などに
弟子入りや教えを請うたのに、おもったように稼げず辞めていく人がいます。
その失敗の要因のひとつですね。

どちらも数十年前に便利屋をはじめた方たちですから。
※情報は入っていますが実名は明かしません。

技術だけならばプロレベル。
だけどそれ以外はてんで駄目。
最初は師匠や前職の人脈でお仕事は貰えるけれど
先細りになって辞めるパターン。

ありがちすぎます。

黎明期~成長期ならばいざしらず、昔の考えのままでは自滅しますよ。

だったらどうするのか?

まずはセオリー通りに安値で攻めるのもありです。
でも、いずれ「値上げ」をするときが来ます。

調べておどろきました。
安売りの効果や有効な場面について言及している方は
多いのに、値上げに関してはどれこれも否定的な方ばかり。

これではすでに情報を得ている先行者が有利すぎます。

なので今回は便利屋の「値上げ」についてすこし解説させていただきます。

■相場より10倍でも買うお客さんはいるという事実

まずはじめに「便利屋でも値上げができるのか」
「(世間様に)許されるのか」について答えます。はい。できます。

そうなると次にあなたが疑問におもうのは「どこまで値上げができるのか?」
だとおもわれます。

これはいわば企業秘密なのですが、正直に答えます。
私の経験上、10倍までなら可能です。
相場の10倍です。

もちろん、売る商品(サービス)によって
現在売っている価格の10倍以上になると反応が鈍ります。

あくまで私の経験と、いままでお付き合いをさせてもらった便利屋さんや
自営業者さまのデータも加味したうえでの結論です。

あたりまえですが、一概には申せません。

ただし、同業他社千円で提供しているサービスを
私は1万円で売っていました。これは事実です。

「ぼったくりだ」とおもってしまう方は認識を変える必要があるでしょう。
当記事はそこまでは言及しません。

私が書いた電子書籍「便利屋の始めかた」はあくまでも初心者向けです。
なので、値上げについては言及しませんでした。

なぜかというと、値上げについて考えだすのはある程度の
稼ぎができてから。体制が整ってからです。

開業当初は細かい事には悩んではいれませんから。

■ほとんどの便利屋が「安売り」をする現状

便利屋では「値上げ」は難しいとされています。
理由としてあげられるのは「外見上の専門性のなさ」です。
実態がどうであるか関係ありません。対外的なものです。

たとえ便利屋という看板を掲げていても特定のサービスにおいては
一流である方たちは珍しくはないのですから。
見る人が見ればすぐにわかります。

でも、お客さんとしてはそうもいかない。
「便利屋」というイメージをもろに受けてしまいます。

「どうせ便利屋でしょ?」ってなるわけですね。

便利屋から専門職という看板(パッケージ)を変えるだけで反応が良くなり、
料金を高くしても文句を言われなかったという事例もあります。
逆もまたしかりですが。

■値上げという合理的な手段

値上げは時期と対応させる商品を間違わなければ多大な恩恵を受け取れます。
まず、利益率が良くなります。次に、時間が増えます。
経営資源としての「時間」が生み出せるのです。
そうなると別サービスの質の向上や、別の商売に充てる余力が生まれます。

なぜ時間が増えるのか?

おそらく値上げをすると仕事が減ります。

当初は受注件数が減少するはず。

でも、仕事が減る=売り上げが下がるにはなりません。
値上げの分、余計な時間を充てる必要がなくなるのです。

薄利多売をすればそれなりのお客さんを獲得して、サービスを
提供しなければなりませんからね。それがギュッと絞られます。

あなたが質の高いサービスをするべき相手が見つかる、
とも言い換えられますね。
※かなり簡潔にまとめていますのでご注意ください。

また、値上げをしてうれしい特典がひとつあります。
それはクレームの減少です。

値上げをすることにより、悪質な客や極端な安さを
求める人たちを排除できるのですね。

商売をしている方ならば誰から教えられずとも体感しているでしょう。

安くしすぎるとお客の質が悪くなると。
お客さまのためをおもって、ぎりぎりまで安値に挑戦したのに
言われるのは感謝の言葉ではなく文句だけ。
ありがちです。

値上げには先述した「時間を生み出す効果」もありますが、
このようなクレーム客を遠ざける効果もあるのですね。

精神衛生を保つために非常に良い効果をあなたに与えるでしょう。

商売を長期的に、健康的につづけるには
このようなメンタルケアも欠かせませんからね。

私は売り上げの増加・時間を生み出すという恩恵よりも、
比重としては大きなものだと感じます。
心が病んでしまったら商売ができなってしまうのですから。

■商品(サービス)の値上げを考える時期とは?

値上げについては悩む時期はひとそれぞれです。
とはいっても、傾向はあります。

便利屋を開業したての頃はあまりないでしょう。
便利屋に慣れ始めた頃もまだないですね。

まだ便利屋という仕事自体が楽しくて面白さややりがいを
感じている時期ですから。悩むのもっと先。
便利屋業に慣れた頃ですかね。

そしてはたとして気づきます。
「毎日身を粉にして働いているのにおもったよりも稼ぎがない」と。

そう。「忙しいのにそれほど売り上げがない」ときですね。

こういった状況のときに「価格」について真剣に向き合います。

ただし、誰も彼もが値上げを視野にいれるというわけではりあmせん。
他の手段としては「他社との業務提携」「バイトを雇う」「登録スタッフを使う」
「サービスの置き換え」などの方法もありますから。

■値上げ後に予想される反応

私は便利屋業でも、他業種でも値上げを敢行してきました。
失敗しましたが、ときには相場の10倍以上にしたときもあります。

ただ、上手く行ったケースももちろんあるのでご安心を。

ですが、値上げは何もお客さん相手にだけ影響を与えるものではないのです。
忘れてはいけないのが競合他社の存在。

まずネガティブキャンペーンに遭うでしょう。
「暇人かっ」とおもうほど私も目を付けられました。
ある意味では嬉しいですけどね。
目を付けられるのはそれだけ業界内で力をつけているという証左ですから。

ではどのようなネガティブキャンペーンを仕掛けられるのか?

とくにありがちなものふたつを説明します。

ひとつ。
値上げをすると「出汁(ダシ)」に使われます。
いわゆる他社比較というやつです。

あなたが目の上のたん瘤とおもっている競合他社を鈴木商店だとしましょう。
あなたは鈴木商店の弱みをいつも狙っているとします。
すると鈴木商店が値上げをしたとの情報を得ました。

「しめたっ!」
サービスの質の向上を伴った値上げがどうかはあなたには関係ありません。
「競合他社が値上げをした」この事実だけで攻撃の糸口としては十分。

お客さんはサービスの中身を知ることはなかなかできません。
どれだけアピールしたかの勝負になります。

あなたは比較表をつくります。
もともとつくってあったのであればつくり変えます。

「比較対象は鈴木商店です!」なんて明言はしません。
名誉棄損になってしまうからです。

でも、勘の良い人であれば気づくような情報をちりばめるのですね。
料金体系やサービスの対応範囲。土日も受け付けているのか否か。
受け付けの電話番号はフリーダイヤルかどうか。
法人か自営業者なのか。創業年数・社名の頭文字など。

以下のような主張をするはず。
「S社は高いですよ。相場の数倍以上。けれど当社はS社よりも〇〇円も安い!」

相手(競合他社)が値上げしたのを好機として、安さをアピールできます。
比較対象ができるので、自社の価格変更がなくても安くなったと
思わせられるのですね。
見かけ上の安さをアピールできてしまいます。

なお、価格が安ければそれなりの理由があるという事実は伏せます。
不利になる情報は伝えません。

比較表をつくって、公開するのであればそういった情報も出してしかるべきなのですが。

「いやいや、お客さんは賢い。そんな手に引っかかるはずがない」
なんておもっていませんか? これが意外と効きます。

なにせ、いままで赤字ぎりぎりで安売りをしていた会社が、
適正価格に戻しただけでも「ぼったくり」と呼ばれてしまうのですから。

料金目当てのお客さんであれば安いほうに流れるのは当然ですからね。
まぁ、流れてもいいです。そのようなお客さんはあなたが求めるお客さんでは
ないでしょうから。

なお、ネガキャンを仕掛ける側は、相手の内情なんてまったく
知り得なくても隙があれば叩きます。
とりあえず攻撃するきっかけがあればそれで充分。
こういう輩が本当に多い。

ふたつ目。
偽口コミの材料になります。

相場よりも明らかに高い料金設定。
これだけでも悪質な競合他社にとっても十分な攻撃材料となるのです。

私も何度も対象となってきました。
とても多く、ありがちなパターンは「ぼったくり」と貶めるパターンですね。

たとえば業界の掲示板や口コミサイトに「鈴木商店ってぼったくりじゃないの?」
「あきらかに高いよね?」と書き込む方法です。

あくまでも「ぼったくりなのか?」「適正価格じゃないだろ?」
などと疑問を書き込むにとどめるのがポイントです。

「なんだこの価格設定。鈴木商店はぼったくりだ!」
なんて、明確な証拠もないのに断言してしまうと名誉棄損・誹謗中傷に
あたる可能性があるからです。

競合他社はお客さんよりも情報の入手がはやい。
こちらが何かをすると目ざとく嗅ぎつけます。

慣れてくると結構、同業他社の書き込みかどうか
判別がつくようになってきます。

でも、わざわざ目くじらをたてる必要もないです。
ネガティブキャンペーンを仕掛けられても大抵の場合、
おおきな痛手とはなりません。

客足が遠のいたとしても、売り上げが伸びているのであれば問題ないですよね。
そうなると悪客が同業他社に向かっている可能性が高いです。

ネガティブキャンペーンを仕掛けるのは自分に自信がなく、
比較対象でしか優位点をあげられない人たちです。

かまっている暇はないです。

■値上げをしない。価格据え置きが「正義」という誤解

増税やコロナ不況になか「当社は値上げをいたしません」と、
アピールしている会社がすくなくありません。

企業努力をしているとも捉えられますが、これはいわゆるやせ我慢。
消費者を警戒しての行為です。

値上げをする会社・商店は消費者の敵である、との思い込みがあるのでしょう。
しかし、正当な理由があれば値上げは受け入れられます。

受け入れられない層は本来のあなたのお客ではないのです。

不況でも頑張って価格据え置きをするのが絶対的な正義ではありません。
でも、勘違いをされている方ばかり。

けれど値上げの効果を理解している方にとっては良い流れです。

もし、あなたのライバル会社が「値上げをしないこと」に自信・誇りを
もっているのであれば賞賛してあげましょう。

もっと頑張って「企業努力」をしてくれるはずですから。
ライバルの間違いを正してはいけません。

■値上げがすべてを解決するわけではない

簡単に値上げの効果と、それにまつわる反応について説明しました。

すでにお分かりのとおりだとおもいますが何も値上げがすべてを
解決するわけではりません。

そして、値上げは絶対必要な行為でもないのです。

ただ、いざとなったら値上げに踏み切る勇気がないと
忙しいまま疲弊するだけ。貧乏暇なしに陥るのも道理です。

こういうと責任放棄に聞こえるかもしれませんが、
値上げもときと場合によります。

私も値上げで成功した例は少数しか持っていません。
すべて成功したわけではなく、失敗した数のほうが多いですからね。

追記 包囲網を形成されるおそれがある

高値戦略をとっていると、まず狙われます。

口コミは何もネットだけで広がるものではありません。
口伝て、本来の人と人とのコミュニケーションでの口コミも
威力があります。

顧客に「あの新興勢力は危険だ」と、暗に伝えて
囲い込みをする方たちが存在するのです。

(例)「〇〇さん、あそこ、〇〇屋は止めといたほうがいいですよ。
料金表を見てください。ね? 私(自社)の3倍以上でしょ?
ぼったくりと言うわけではないけれど、何かあると勘ぐるのが普通ですよね?」

高値にするというのは目立つ行為です。

ネガキャンするにはかっこうのネタ。

つまり、その地域周辺を商圏としている便利屋や類似業者だちに
狙い撃ちをされるおそれがるというわけです。

あまりに目立つと、包囲網を形成されるおそれがあるのですね。

そうなると、横のつながりができず、いざというときに
頼れる身近な存在(提携業者)を獲得するのが困難となります。

では、包囲網を形成されたらどうすればいいのか?
この問題については多少長くなるのでここでは控えさせていただきます。

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  • この記事を書いた人
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ジュンイチ

元便利屋。修業ゼロ未経験で起業。ひとりも雇わず月収100万円以上達成。その他スモールビジネスをゼロから複数立ち上げた経験を活かして個人事業主の開業支援・チラシ作成・事例ライターなどをしています。 取材歴:フジテレビ「ノンストップ」・三才ブックス「ラジオライフ 」 。 断りましたが取材依頼の申し込み(企画段階)は真相報道バ〇キシャ!・ A〇emaTV・東京〇Xなどがありました。 著書「便利屋の始めかた: 特技・スキルなしから月収50万円を目指す開業方法

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