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便利屋(何でも屋)引退後はどうするのか?

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便利屋(何でも屋)引退後について

注意して欲しいです。
便利屋を開業し、儲けてその次はどうするのかを。

便利屋として働いたあとはどうするの?

無事、便利屋として開業した方。
技術を習得してホームページ(ウェブサイト)も開設した。
チラシも休日に足を棒のようにして犬にも吠えられながらも
配った。スタッフブログも毎日更新した。
そのおかげが徐々に依頼が入ってくるようになった。

そしてあなたは自身をつけていきます。
いや、調子にのってしまいます。
開放感があり、気分は高揚状態。
便利屋業も順調です。

でも、賢い人はすぐに気づきます。
「で、次はどうなるのだろう」と。

便利屋として毎日必死に働いたその先。
展望。将来。かならず考える時期が誰にしも訪れます。

展望が明確にないと不安な日々をすごします。
依頼もすくなく目先の利益を追っている開業当初~2年目あたり
まではまず考える余裕もないでしょう。

ですがはやめにその先を明確にして目標を決めておかないと
突然便利屋を廃業することにさえ成りかねません。

この点については便利屋開業セミナーや集客コンサルタントも
まず指摘しませんし言及もしません。

なぜなら水をさす行為になるため。
相手の気分が高揚しているのですからわざわざ負のイメージを
あたえるお人よしはいないです。

「便利屋で会社員生活とおさらばだ!」
「これからはネット集客をとりいれてもっと稼げるかもしれない」
「念願のマイホームを購入できるかも」
なんて思って舞い上がっている人に先人が陥った苦悩を
先に話す必要はないのです。

自分の商品の売り込みどきをみすみす手放す商売人はいません。
セミナー講師であったら受講者へ高額なバックエンド商品を紹介して
売り込むのが目的です。

わざわざ「でも、ちょっとまってください。便利屋で稼ぎつづけるのは
無理がありますよね?体力だって衰えてきます。
やる気も維持できるとおもいますか?」
なんていったらテンションはダダ下がり。

「やっぱり俺には会社員生活がお似合いだ」と、
意気消沈してしまう方だっているでしょう。

相手のためになったとしても、
自分の利益とならない情報を与える人はまずいません。
注意して下さい。

便利屋(何でも屋)引退後の道

参考のために便利屋を引退した方が
次にとりかかった事業を紹介します。

  • マンション経営
  • コインロッカービジネス参入
  • 株式投資(専業投資家)
  • マッサージ店経営
  • セミナー講師

これは人づてなのですが、息子に事業を譲って隠居。
たまに仕事を手伝って悠々自適なアガリの方もいるようです。

退職金代わりになるウェブサイト販売

事業利益で溜め込んだ貯金を元手にし、
次のステップに行く道ですね。

ですが、退職金なんてありません。
事業主なのだから当然です。

しかし、最後の最後に「事業譲渡」で
50~1000 万円の利益を手にする人だって存在します。

からくりはウェブサイト販売。
事業権の譲渡と考えてください。

いままで育ててきたウェブサイトを売るのですね。
買い手は「これから便利屋業をはじめようとする方」です。

基本的にウェブサイト経由の依頼から発生した
売り上げ×6ヶ月~12ヶ月+α で売却金額が査定されます。

おおざっぱですが、月に20万の売り上げがあれば
最低120万。しかし、実際には120万以上で売れるでしょう。
アクセス数やTV取材歴・雑誌掲載歴やスタッフリスト、
顧客リスト・業務提携先リストなどを合わせて譲渡すれば
もっと高く売れます。

最後の最後に膨大な金銭を一括で手に入れた方も少なくないでしょう。
※便利屋.comやM&Aサイトで確認ずみ。

便利屋サイトは好まれない

ただし、便利屋のウェブサイトはあまり好まれない
傾向があります。

なぜなら現在、売り手となっている便利屋は
「昔の人」であるからです。チラシ配りの世代といいますか、
ネット集客に力をいれなくても稼げた人たちです。

ウェブサイト経由で依頼が継続的に入る仕組みを
つくっておかないとまず、売れません。
アクセス数も重視されますので、
「チラシを見て電話しました~」とチラシによる
お客さんが大半ですと売却は難しい。

お客さん(顧客)のメールアドレスがあれば
事業主の交代を知らせることに手間はかかりません。
しかし、わざわざ電話口で事情を伝えるには
手間も時間もかかり過ぎる。

さらには地元密着型の便利屋は、
事業者の顔で売っていることが多いのも理由のひとつ。

田舎の高齢者ほど新参者を簡単に信用しません。

以前の便利屋事業者のように譲り受けた人物が
いままでと同じ売り上げを維持するのは大変なんですね。

話が長くなるので、ウェブサイト売買については
ここまでにしておきます。

以上は、副業で便利屋に取り組むのであればそこまで
悩む必要のない問題でしょう。
しかし、専業(本業)として便利屋をはじめた方は
いずれ思い悩むことになるはず。

もし、あなたがまだ開業していない、
開業する予定であったならば今のうちから
考えてもよいかもしれません。

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