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便利屋の開業資金はいくら必要? フランチャイズ非加盟のモデルケース

投稿日:2022年4月29日 更新日:

便利屋の開業資金はいくら必要?

便利屋の開業資金は実際どれくらいかかるのか?

今回は便利屋の開業を検討している人にとって重要な金銭面のお話し。

フランチャイズに加盟せず、便利屋を開業するにはどれくらいの費用が必要なのか?
つまり便利屋の開業資金はいくらかかるのか?

結論から申します。人それぞれです。

「なんだそりゃ? 答えになっていないぞ!」

落ち着いてください。でも、こう言うしかない事情があります。
どこを始点とするかで、開業資金が大きく変動するからです。
極端な話し、便利屋の開業届を出した時点を「便利屋始動状態」と
するのであればほぼゼロ円でしょう。

なお、購入物品(揃えるべき道具類)は、どのような依頼を受けるか?
この便利屋の路線によって異なります。

また、実在店舗型か非店舗型で大きく開業資金の差が生じるでしょう。
事務所を借りるときにはまとまったお金が必要ですからね。

運営形態でも変動します。

  1. フランチャイズに加盟する
  2. フランチャイズ非加盟で非店舗型の便利屋を開業する
  3. フランチャイズ非加盟で実店舗型で開業する
  4. 個人事業主(自営業)として便利屋をはじめる
  5. 法人設立をして便利屋をはじめる

など。

古物商の申請を行政書士に依頼するのであれば、2~5万円ほどかかります。
その他、許認可申請のためにこまごまとした費用が発生するでしょう。

また、保険加入の有無でも変わってきます。
車両も新車にすれば一気に数十万円~百数十万円の差が生じるでしょう。

企業が運営しているウェブサイトでは「200万円程度必要」なんて説明しています。
しかし、実態を見ると大きく異なってくるのですね。
おそらくクレームを警戒して幅を持たせているのでしょう。

本当に便利屋は身ひとつでできるのか?

「便利屋は電話一本からはじめられる」
「裸一貫からできるのが便利屋の強み」
「便利屋は身ひとつではじめられる」

と、よく言われるのが便利屋。
最近は言われなくなってきましたが。

しかし、こまごまとした道具をそろえるとすぐに数十万円の資金が溶けるでしょう。
なので、必要となったとき、または必要になりそうだとおもったときに
道具類を購入するのが一般的です。

そして、揃える道具はそのままどの系統の依頼を受けるかにつながります。
そのため、これといった道具や機材を必要としない依頼を
中心に受ける便利屋であればほぼゼロ円で開業できます。

また、どこまでを開業資金と見なすかでも大分ちがってきます。
なので「便利屋は電話一本からはじめられる」は
正解でもあり、間違いでもあるのです。

とはいっても、モデルケースがないとピンとこないかもしれません。
そこで、当記事ではフランチャイズに加盟せず便利屋を開業された方の例を紹介します。

なお、以下の点に注目していくとわかりやすいでしょう。

  • 車の所持の有無
  • 協力者の有無
  • 便利屋として活用できる道具や機材をすでに所持しているか

便利屋開業の資金 モデルケース

管理人の場合

私の場合、開業資金に充てられたのは数万円。1~2万円程度でした。
記憶がおぼろげで1万円もなかったような気もしますが、2万円程度としておきます。
当時、これといった本業もしていません。

当時も体調が悪く短時間のアルバイトをしているだけ。
実家住まいなので稼ぎのほとんどを家にいれ、月2~3千円を小遣いとして貰い、
資金として貯め続ける日々。一番キツイ時期でした。やっぱり初期がキツイです。
開業届を提出したとき、手元にあったのは携帯電話(ガラケー)と中古パソコン。
周囲がスマホなのに私だけガラケー。スマホを買う余裕がないためです。

当然、車も所持していません。型落ちのガラケーを多く見積もって3千円。
※毎月の固定費別

中古パソコンを当時の相場で1万数千円。
そうすると開業資金は約 3万 3千円と言えるでしょう。
最初の依頼はこれといった道具も必要ない依頼。

なので、初期から道具をそろえる必要もないタイプだったのですね。
訪問型の依頼でも、必要な道具・機材は依頼者さんが用意してくれるときにのみ
私が担当しました。あとは資金に余裕がでるまでほぼ仲介でしのぎました。

ここで指す仲介とは外注と同義です。提携業者に仕事を依頼するのですね。
ただ、提携業者に仕事を紹介するとほとんど儲けはありません。
これは状況からみても仕方がないです。

私の場合、資金は乏しいものの、男性かつ独身のためほとんどお金がかからない状態。
車がないのが痛手でしたが、もっとひどい環境で便利屋をはじめられた方に
比べればイージーモードです。
なお、ウェブサイト(ホームページ)は自作です。
ある程度のものを自分でつくれたので開業費用を大幅に下げられました。

開業時の貯金額は数百円~千円程度です。

リストラされた50代男性のケース

会社をリストラされて便利屋をはじめられた50代男性のケース。
リストラ後、離婚。養育費も稼がねばならない状態で、
仕事がなく上京してきた男性です。

もともと便利屋をはじめようとおもっていたタイプではありません。
「どんな依頼でも引き受けよう」そう思い、行動していたら
いつのまにか便利屋になっていたとのこと。

所持していたのは中古の軽トラック一台だけ。
私物を売って、上京のための交通費や作業着代を捻出。
金額的に一番大きいのは中古の軽トラック代金でしょう。

身一つでできる依頼を主に請け負っていたので、高額な道具類はなし。
軽トラ代含め、初期費用約 30万円でスタート。
集客はツテのため、広告宣伝費ゼロ円。
開業時の貯金額はほぼゼロ円。

20代フリーターの男性のケース

スポットバイトのかたわら便利屋をはじめた20代フリーターの方。
非店舗型で便利屋を起業。

  • ウェブサイト制作費 5万円
    補足:金額から推測するに、もとからできあがっているデザイン(テンプレート)を利用する
    タイプのウェブサイトだとおもいます。
  • チラシ印刷の用紙代(500枚のA4用紙)約 550円
    私用で使っていたインク・プリンターを利用。
    なので印刷の初期費用はゼロ円とみなすことも可能。

清掃系の依頼を中心に集客。掃除用具は依頼者が用意したものを使用。
資金に余裕ができてから、洗剤原液・除去液を購入。
大学で使っていたノートパソコンを使用。購入時価格約 20万円。

便利屋をはじめるにあたって、新たに買い直した物などはなし。
はじめての依頼を受けるまでにチラシ500枚では足りなかったため追加印刷。
また、純正のインク代(4つ)セットで約 6千円。
実質、開業資金は約 6万円です。

コロナで失職した30代の男性のケース

相談者

買い物代行サービスを中心とした便利屋をはじめた 30代男性の例。
コロナで失職。デスクワークだったため、工具類も一切手元にない状況からスタート。
作業車は元から持っていた自家用車を流用。
作業車ではないので、長はしごも入れられない。

しかし、工具・機材が必要な依頼はほとんどないため問題なし。
SNSを宣伝媒体としているため開業時点での広告宣伝費はゼロ円。
事業用としてスマホを新規購入。中華スマホの型落ち品のため約 5千円。
格安SIMのキャンペーンを利用したので 1年間は使用料無料。

事務所を借りる資金がなかったため、レンタルオフィスを使用。
初期費用(入会金+初月利用料)合わせて約 2万円。

その他、作業着・軍手などを購入。合計約 5万円で開業。

引っ越し屋から便利屋をはじめた40代男性のケース

特殊事例です。
引っ越し業の社長さん(40代)のケース。
すでにトラック数台を所持
作業着はロゴ入りではないため、便利屋事業にも流用。
事業所の一角に便利屋部門を設置。
そのため便利屋としてはじめるにあたって新規に購入したものはなし。
集客経路は引っ越し関係の知人や顧客の紹介。
よって初期にかけた広告宣伝費はなし。
ほぼゼロ円スタート。なお、いまから 10年以上前の事例です。

家事代行業をはじめた夫妻のケース

家事代行業の開業資金の例。
サービス範囲が便利屋にかぶるので参考例として記載します。

ずっと前に家事代行系の書籍で読んだケースです。
裏は取れておらず、記憶もあいまいです。
そのため、不確かな箇所もあるので参考程度にしてください。

ご夫婦で家事代行業をはじめた夫妻の場合。
SNSで仕事を募集。初期はウェブサイトなどの広告宣伝媒体を持っていない。
また、車を所持していないため、基本は電車移動。
バケツに洗剤・雑巾・たわしなどを入れ、電車移動。
トイレの清掃時は依頼者宅のそなえつけトイレブラシを使用。

おそらく清掃用具は夫妻あわせて3、4千円と推測。
以下、各道具の価格です。

たわしはシュロたわしで約 1個 300~500円。
個人で良く使用される8Lバケツとみなした場合、約 300円として 2つ。計 600円。
グレードのすこし高いクロスでも 800円程度で5枚入りセットが購入できます。
ゴミ袋は 2Lとして百枚ひと袋で約 550円。

洗剤は家庭用のものを使用していたので2本で約 300円ほど。
今であれば原液を購入して、水で割ったほうが安上りだとおもいます。
研磨剤液(クレンザー)は記載されていたおぼえがないので除外。
あったとしても 1本 200円程度。家庭用でも十分効果はあります。
最悪、なければ家庭用の研磨剤入り歯磨き粉でも代用可能です。
決しておすすめはしませんけれど。

スクレイパー・シール剥がしスプレーを付けても 3、4千円で一通り揃えられます。
安物たわしは毛先が「抜けやすい」ので、本格的に家事サービスをするのであれば良い物を購入してください。

書籍の記述どおりであれば、開業資金は大く見積もっても 5千円ほど。
もちろん、交通費を払えるほどの手持ちはあったようですが。

以上の例から「便利屋は電話一本からはじめられる」は、
正解でもあり間違いでもあるとお判りいただけたとおもいます。

なお、開業初期からウェブサイト(コンテンツページ・ロゴ)を揃えると
数十万円ほどは簡単にふっとんでいきます。維持費も含めるとさらに毎月の支払いがかさみます。
なので初期はウェブサイトに凝りすぎず、簡単なウェブサイトにとどめるのが無難です。

開業初期に買っても損しない道具類とは?

揃えるべき道具は人それぞれ。
ですが、開業初期にあると便利なモノ、損はしないモノは存在します。
まずは車(作業車)。いわゆる足ですね。地方の便利屋さんであれば必須です。
しかし、私のように仕事の仲介をするのであればまだ不要です。

次に「作業用の手袋」です。手・爪先をガードする革手袋があれば安心できます。
軍手の二枚(重ね)着用でも多少はしのげます。
ですが、尖った危険物に対しては軍手は重ねてもほぼ無力です。
自身の仕事にあった手袋を購入してください。
防刃グローブもおすすめです。

最後は「安全靴」です。落下物からの保護だけではなく、危険物の踏み抜きによるケガを防止できます。
できれば底が厚いランクが高い安全靴が欲しいところ。
安物だとつま先がすこし硬いだけの靴にすぎませんから。

手袋・安全靴はどちらも人体の末端を守るモノ。
手先や足先をすこしケガするだけでも作業効率は下がります。
予備も含めて買いそろえて置いてもまず損はしないでしょう。

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  • この記事を書いた人
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ジュンイチ

元便利屋。修業ゼロ未経験で起業。ひとりも雇わず月収100万円以上達成。その他スモールビジネスをゼロから複数立ち上げた経験を活かして個人事業主の開業支援・チラシ作成・事例ライターなどをしています。 取材歴:フジテレビ「ノンストップ」・三才ブックス「ラジオライフ 」 にて電話クレームのプロとして記事掲載。 断りましたが取材依頼の申し込み(企画段階)は真相報道バ〇キシャ!・ A〇emaTV・東京〇Xなどがありました。 著書「便利屋の始めかた: 特技・スキルなしから月収50万円を目指す開業方法」など計 10冊出版。内、kindle無料小カテゴリにて1位獲得。

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