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便利屋の電話代行サービスは違法であるのか?

更新日:

便利屋は電話代行業をしてはいけないのか?

個人の便利屋(なんでも屋)であっても、法律を知っていなければなりません。
すこし手違い、認識違いあっただけで違法行為をしてしまう
可能性があるためです。

会社在籍時であればなにかあれば会社が守ってくれました。
でも、事業主(自営業)となったからには誰も守ってくれません。

今回は、現役の便利屋さんでも間違いやすい
秘書代行と電話代行サービスのちがい。
法的な問題はあるのかどうかについて説明いたします。

便利屋の電話代行は違法であるのか?

まずは以下のサイトをご確認ください。

質問「便利屋が実施している電話代行は違法ではないのでしょうか?」

回答「電話代行業は、電気通信事業者の届出が必要とされているようです。
便利屋がその届出をしていなければ違法となるでしょう。」

引用元:電話代行は違法?便利屋が実施している電話代行は違法ではないのでしょうか?
- 弁護士ドットコム
url:https://www.bengo4.com/other/1146/1288/b_193281/

これは驚きました。

無資格・無認可でも、便利屋のサービスとしてすぐに始められる
「電話代行」が違法だったのです!

弁護士さんが言ってるのですから本当なのでしょう。
もし、苦情の代理電話やコンサートチケットの代理取得、
レストランの予約サービスをしている便利屋さんは
すぐにサービスを中止してください!
違法ですよ!

・・・なんてね。
これは質問の仕方が悪いです。

まず、秘書代行・電話転送とも呼ばれる「電話代行」と、
便利屋の電話代行は別物です。

主に事業者・経営者を相手に電話の取次ぎ・秘書的な
役割を果たすのが「電話代行受付業」。
略して「電話代行」です。

主なサービス提供相手は事業者や経営者層となります。

一方、便利屋の電話代行は電話に関する
広範囲のサービスを指しています。

・騒音や店員の態度に対する苦情電話
・チケットの電話による取得代行
・知人への伝言
・迷惑をかけた相手への謝罪(謝罪代行)
・風邪をひいて声がでない方のための代理電話

など

サービス提供者はさまざまな立場の人となります。

上記サイトの弁護士の方は、
質問者の電話代行を「電話代行受付業」と捉え、
「便利屋が電話受付業をしている」と認識していまったのでしょう。
だからこそ違法としています。
※もちろん、私が間違っている可能性だってあります。

質問者ももっと詳しく質問するべきでしたね。

そして、回答者である弁護士さんは法律の知識はあったが、
便利屋業界には明るくなかった、というだけの話です。

結論は以下となります。

「便利屋が届出を出さないで電話代行業をはじめるのは違法であるが、
電話代行サービスであれば届出をださなくても合法」

以上。

では、届出とは何を指しているのか?
それは電気通信事業者の登録です。

電話代行受付業務にあたらない電話代行サービスを
している限りは届出を提出していなくても無資格で
できるのでご安心ください。

以下は総務省HPから引用

電話受付代行業務とは、
(1)自己の電話番号を、顧客が連絡先として利用することを許諾している、
(2)当該顧客あてに当該電話番号にかかってきた電話(FAXを含みます。)
について応答している、
(3)通信が終わった後で、顧客に通信内容を連絡している、
すべてを満たすサービスと定義されています。

電話転送サービス業務とは、
(1) 自己の電話番号を、顧客が連絡先として利用することを許諾している、
(2)当該顧客あてあるいは当該顧客からかかってきた、当該電話番号に係る電話
(FAXを含みます。)を、当該顧客が指定する電話番号に自動的に転送している、
の両方を満たすサービスと定義されています。

引用元:総務省|電気通信消費者情報コーナー|犯罪収益移転防止法について(電話受付代行業・電話転送サービス事業者向け)

では、どういうことが違法となりえるのか?

それは交渉(取引が発生する行為含む)です。
「当便利屋は示談交渉もしていますよ~」と、
うたっている便利屋はおもいっきり違法です。

ですが、苦情の電話中に意図せずに相手に何かを求める
行為(取引)をしかけてしまうことだってありますよね?
それも違法となる可能性が高いのです。

お客様から苦情の代理電話を頼まれたとしましょう。
そして、いざ苦情の電話を相手にかける。

会話のときにとっさに出てしまった言葉は、
「~してくれません?」

そうです。この一言があるために違法となることだってあります。

さすがに「毎日テレビの音がうるさいのでボリュームを下げてくれませんか?」と、
伝える程度であれば問題はないだろうとおもいます。

けれど一般の便利屋さんは知らずのうちに苦情相手に交渉・説得を
してしまいます。

非弁行為であるとは認識していない方もいるでしょう。
それでもなんとかまわっているのが便利屋業界です。

騒ぎ立てるほどでもなく、相手も知らず、している本人も知らない。
なので放置される違法行為がまかりとおっている側面も確かにあります。

便利屋はときに「事件屋」じみたことだってする仕事です。

その際に、疑問におもったことや引っ掛かりを感じたら
すぐに自分で調べてください。

自分で調べて専門家に聞くのが一番です。
専門家といっても間違うことだってあるからです。
法的な問題だと解釈の違いによって、まったく別の意見をだしたりもします。

とくに、非現場仕事系の便利屋さんですと、
「非弁行為」に気をかける必要があります。
ご注意ください。

腕一本で生きる便利屋をするのであればまず、最低限の
ネットリテラシー・調査力を持つ必要があります。

かといって、ネット上の情報を信用しすぎるのも問題ですけどね。

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