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稼ぐ便利屋さんは必ず持っている「スワイプファイル」作成のすすめ。

投稿日:2021年5月11日 更新日:

稼ぐ便利屋は持っているスワイプファイルとは?

スワイプファイルをつくろう

スワイプファイルは簡単に言うと自前の参考資料(ネタ本)です。

文章やコピーに困ったときに、ファイルを開き、
その状況にあった文章・コピーを参考にする。

悩んだ時にスワイプファイルを開けばその悩みが解決するかもしれない。
そういった類のファイルと捉えてください。

スワイプファイルというとチラシをまとめたものという
イメージが先行しがちです。

ですが、私はネット上の文章のキャプチャばかり取っています。
紙媒体か否か。チラシ広告や案内状なのか。
何を集めるかは人それぞれ。
自分に適した資料を集めてください。

とはいっても、役に立つためにはある程度の指標は必要です。

お手軽なのは求人広告

私の場合、主にネット上で求人を出しています。
なので、作成したいのが求人広告のスワイプファイル。
そこで、ファイルをJpg形式・フォルダ別けして保管しています。

しかし、限られた紙面での求人広告と、ネット上での広告文章は違いがある。
ネットでならば「流れ」がつくりだせますからね。

ですが、紙媒体の紙面からも大いに学ぶ点があります。
テクニックが応用できるのです。

スワイプファイルをつくるときに見ているのが
「自分が気になった広告」と「頻繁に見かける広告」です。
自分なりの指標ですね。

自分が気になった広告とは、直感的に面白い・こんな表現もあるのか
「おしゃれな働き方」というコピーを見つけたときは
すこし笑ってしまいました。

論理的に説明できるのかな?
なんて考えましたが注目させるには
もってこいの表現かもしれません。

頻繁に見かける広告は重要です。
スワイプファイルづくりの基本でもあります。
知名度のある企業や、大企業がおなじ

無料求人広告では毎週顔ぶれが変わります。
しかし、某大手の警備会社・パチンコ会社・
流通会社・工事会社はレギュラー陣です。

毎週見ていくと、以前使用していたコピーを再採用していたり、
ずっと同じ写真を使い続けていたり変化があります。

大手企業は紙面を他社より大きく買っているので、
それだけスペースに余裕があります。

そのため、キャッチコピーもほぼ毎回書いてあるので参考になります。
いっぽう、町の個人経営店だとよくて小さく写真があるだけ。
私も毎回目に付いた大企業の広告は記録しています。

アルバイトの視点では毎回おなじ広告を出している会社を
すこし嘲笑っていました。

「この広告まだ出してるよ。それほど人があつまらないのか~」と。

ですが、毎回その広告をだしているということはそれだけ効果がある。
そう判断できるケースもあると理解できなかったのですね。

事業者視点。実際に広告文章を書く側として見るとまるで見方が違ってきます。

求人広告雑誌ならではの型も見受けられます。
ですが、無機質な広告が多い印象です。

限られたスペースに入り切るためには簡潔に記さねばならない。
だからこそ無機質な印象を与えてしまうのでしょう。
だとしても、参考にはなります。

私はスワイプファイル(ノート)をつくるとき、
広告文章やコピーのみならず「イメージ写真」も含めています。

写真に使われている人物の向き・表情や視線など。
見やすいとか、仕事の内容がイメージしやすい。

応募前の緊張感が緩和されるなど、何かしら効果がありそうな
写真は見かけたらその都度、保管しています。

美女はやっぱり強い!

いま、ざっとノートを確認してみるとイメージ写真の
ほとんどが「若い女性」でした。※例外あり
やはり3Bのひとつである美女は効果がありますね。

スワイプファイルという概念がない人がみたら
「求人広告に載った美女集かな?」と思うほどの出来です。

とはいっても、ちゃんと役には立っています。
実際に役に立った例を紹介します。

私が別事業で若い女性の登録スタッフを集める際のこと。
どうしても良い反応が得られるコピーが思い浮かびませんでした。
男性を集める際にはメリットを強調するだけでもそこそこ
反応が得られます。しかし、若い女性となるとかんばしくない。

主に便利屋に必要とされる「男手」をずっと採用対象にしてきたので、
女性にウケる感覚的なコピーが苦手だったのです。

そこでペラペラとスワイプファイルをめくってみました。
男性の私としては「んん?」と、疑問を感じるようなコピーを
採用しようと考えたのです。

自分のセンスではどうしようもない。
なので、他人様のセンスを拝借することにしたのですね。

そして、広告文章に沿えたコピーが「あなたの個性を活かせます」。
女性向けの求人広告には多用されがちなコピーです。
あなたの魅力を活かせます。とかね。

おそらく論理的な方や、男性の方だと意味がわからないかもしれません。

「個性ってなんだよ」
「見も知らない相手の個性がわかるのか?」
こう反論もあるはず。至極当然です。
でも、自分のセンスは信じないと決めました。

結果としては上々。
広告費を一切かけずに月に十名前後の応募の
お問いあわせをいただくほどになったのです。

それも半年以上、手直しなくてもペースは落ちることはありませんでした。
応募者の質も合格ライン。
なかには「どうしてウチに応募してきたの?」
そうおもえるほどの逸材からの応募もありました。

新規の告知もなしでこの状態です。

月に数十万円も広告費をかけている方からすれば
圧倒的に乏しい成果でしょう。
なぜなら応募数イコール採用数とはならないためです。

しかし、小さい事業でしたのでこれだけで十分。
なにしろ、まったくの無料でここまでいけました。
毎月の広告費用に頭を悩ませない。
これだけでも精神的に非常に楽。

ただ、振り返ってみると、キラーコンテンツとして「FAQ」を
どこの同業他社よりも充実させたのも理由のひとつだとおもわれます。

ビュレットにも注目

求人広告雑誌では「便利屋さんのためのチラシ作成入門。」でも紹介したように
ビュレットが使われているケースがあります。

字数制限があるためか、ビュレットを上手くつかっている広告が目立ちます。
ざっと見たところ、使用する項目は「職種」「待遇のメリット」が中心です。

ノートだとすぐに見返せる

求人広告誌をまとめる際には、ノートを使用しています。
カッターやハサミで切り取り、ノートに貼り付けるだけです。
スクラップブックにしようかなと思ったのですが、
費用対効果の面を考えると意外にもノートに軍配があがります。

手軽なサイズはB5。
ですが、広告を綺麗に切り取り、貼りつけないとすぐに1ページを消化するはめに。そこで現在はA4サイズのノートを採用しています。

ノートの利点はすぐに見返せる点にあるでしょう。
ちゃんとノートのページが台紙代わりになるので、
へにゃって見辛くなることはありません。

記録日付も記録しておく

求人誌の広告を切り貼りする(スワイプファイルにまとめる)際の
注意点があります。それはできるだけ日付を書いておくこと。
「あれ、この広告以前見かけたな」

そういったときに、過去を見返し参照するときに重要です。
大手企業の場合、すでに効果的な文面・コピーを複数持っており、
それを使いまわしているケースがあります。
そのサイクルの期間を

1冊の求人広告から複数の広告を切り取り、まとめるときには、
以下のように記しておくと便利です。
切り取った広告に個別に日付を書く手間が省けます。

(例)「ここから〇〇県版 2021年 4/5~4/11 〇号」~「以上」

参考画像

以下は私のノート2冊を写した画像です。
ひとつはB5ノート。もうひとつはA4ノートとなります。
各ノートは罫線付きですが、無地でも大丈夫です。
貼り付けるだけですからね。なお、画像はぼかしてあります。

便利屋さんのスワイプファイル参考例

便利屋さんのスワイプファイル参考例

儲かっている便利屋さんの様子を探ってみると、
ほぼスワイプファイルやそれに類似したもの
(書籍やブレインとなる知人や広告屋さん)を持っています。

外注せず、自分で求人文章やコピーを書く方は
いまからでも自前の参考資料集をつくってください。
きっとあなたの役に立つはずです。

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