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相談事例

友人と起業(開業)することの危うさ

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友人と起業すると問題が発生するかも?
はじめての起業時は誰でも不安です。

ひとりであればなおさらでしょう。
そのため、「友人と一緒に起業したい」と懸想する方がいます。

友人を立ち上げメンバーとして雇うのであれば問題ありませんが、
同じ立場に置くのは非常に危険と言えます。

初期は上手くいったとしてもいづれ問題が発生するでしょう。

以下、どのような問題が発生するのか、その原因を探ってみます。

友人との起業が上手くいかない原因

熱意の違い

熱意の違いです。

熱意のあるほうはもちろん、友人を起業へと誘った側です。
それでもわざわざ起業に付き合ってくれる友人は心優しい部類でしょう。
でも、自発的な起業でありません。
友人に誘われたからこその起業です。
仕事に対する力の入れようが違うのです。
そのため、友人が去ってしまう展開が予想されます。

「いや、ここまで辛いとは思っていなかった。悪いけど辞めさせて」

このように言われて置き去りにされるかもしれません。

職分・権限

肉体系の作業であれば同じような作業を友人ともこなすはずです。
しかし、おのずと作業量の配分は片寄ってきます。

力の強いほう、頑丈な方が重い荷物を運び、一方はそれを支える。
または、軽い荷物しか扱わない。

そうすると必ず不平不満の声があがります。

気の許せる友人関係でも、仕事という意識があるので溜め込みます。
いわば同じ経営者であっても黙るのですね。

関係が悪化すると、かならず仕事に影響がではじめます。
そのため、黙り込む。

「ここで不満を言ったら上手くいかない。あえて黙っておこう。
俺が我慢すればいいだけだ」
と。

少しづつ吐き出すか、または友人が気を利かせられるタイプで
あればまだ持ちます。

けれどある日、いきなり喧嘩になり片方が
「おまえとはやっていられない」と飛び出します。

ふたりの力でようやく運営できていた程度であればすぐ瓦解します。
廃業です。

残ったひとりは当然精神的ショック受けますから。
気心のしれた友人であればあるほど仕事に手が付かない期間が長くなります。

営業活動もできませんし、人を雇用するほど余裕がない。
全責任は残ったひとりが受け持つしかありません。
その責任が重く感じるはずです。

それでも依頼の連絡がある場合だったとしても、対応が
とくに人生経験豊富なおっちゃん・おばちゃんは気づくはずです。
「笑顔だけど無理に笑っている感じね」と。

草むりしや・ゴミ撤去・浴槽清掃・家事代行など、
人対比との場面が生まれるサービスは評判が命です。

どのように対応しても全面的に満足といえるお客様は少ない。
それなのに気力がない状態でことにあたれば
評判を落とす機会をつくりだしている状態と変わりありません。

この状態から復活するのは困難です。

プライドから

職分を決めず、実作業も金銭管理もお客様との交渉権限も同じ。
それでも膿が溜まるはずです。

とくに、若い男性同士。友人同士ですと争いが起こりやすい。
理由は「プライド」です。

現場作業では声を出し合い、協調する場面が多く、
命令口調になりやすい傾向があります。

大工さんを見てもそうですよすね。
休憩時では優しい口調ですが、仕事となると命令口調で言葉が荒い。
時間の節約のためという理由もありますが、事故を起こさないために
わかりやすい端的な言葉で指示するのです。

便利屋も現場仕事に当てはまります。

すこしの油断でお客様の高価な所持品を壊す場面もきっとあるでしょう。
そのようなときに友人だからと気遣っていては作業が進みません。
お客様の手前としてもなぁなぁでは困ります。

だからこそ、お互いに命令しあう。
またはどちらかが現場の主導権を握り、一方を指示する。
いわゆる主導権争いです。

年齢に差がある友人であればまだ納得できるケースもあるでしょう。
同じ立場でも命令してくる友人が年上であればまだ納得できる。
納得できないのは同年代・年下のとき。

作業が終わったあとこのような会話をするはめになるかもしれません。
「なんでおまえが命令してんだよ」
「は?俺のほうが経験あるからだよ。おまえに指示出しできんのか?」
「なにも依頼人の前で怒鳴ることはないだろう。これだと俺がおまえの
部下みたいじゃねぇか」
「部下みたいなものだろう」
「タメなのにいばってんじゃねぇぞ!」
などなど。

友人同士でうまく行く場合

どちらかが大人になれば上手く行きます。
またはどちらも精神的に大人であればまだ望みがあるでしょう。

それもある程度人生に疲れたような人同士ですと
なんとかなるのです。

リストラされた中年同士。人生の酸いも甘いもわかっている。
ここで踏ん張らなければあとはないと理解している。
そのような2人であればお互い支えあうことも可能です。

落ち目であっても頑張れる。

もう若くはないですからね、些細な言い争いはしません。
どちらも大人だからです。

しかし、いづれ「どちらかが上」かを決めるときがくるでしょう。必ず。

商売なんですから。トップはひとりです。

同じ権限・権力をもった2人がいれば指揮系統が混乱します。
少数人数でも混乱して、運営が滞りがちになります。
いわば拡大できない状態です。
店舗を増やす。従業員を増やすなんてことは無理です。

最初に決めておくこと

それでも友人と便利屋を起業したいのであれば
最初に職分・担当領域を決めておくことです。

「俺はリフォームについては素人だから経験のあるお前にまかせる」
「分かった。けれどお客様との交渉は苦手だからお客さまとのやりとりは任せる」
など。

それでも友人との共同運営(経営)は難しいでしょう。
いづれ衝突します。

友人同士とはいっても、後輩にあたる人材であればまだ
なんとかなるかもしれません。すでに上下の立場が定まっているためです。

少人数の便利屋といえでも組織です。
かならず一番上に立つ人間がいないと瓦解します。

仲良しこよしで楽しく起業なんてできません。

どちらかが残り、どちらかが去る。
よくある展開です。

「友人同士で起業したい」このように思っている方は
まだまだ便利屋だけではなく、商売に関して基本的なことも
分かっていないと思われます。
一般的には軽い気持ちだなぁと判断されるのが普通です。
本気で友人と便利屋を立ち上げたい、運営していきたいのであれば
誰にもとめることなどできません。

もし、失敗したとしても再起すればいいだけです。
便利屋は1回失敗したからといって2度できないような商売ではありません。

御安心ください。

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