のぼり旗は認知されるための道具としては有効です。
しかし、必須というわけではありません。
のぼり旗の効果について
のぼり旗は集客というよりは認知を期待するために掲げます。
認知され、お客さんを呼び込む効果を期待するのも
目的のひとつですから間接的に集客の効果がある、とも言えます。
さらに、のぼり旗は認知・集客面でもなく、
街中に出店する際には別の意味で役に立ってくれます。
のぼり旗を店前に設置すると、あやしくなくなるのです。
看板・のぼり旗で「このお店はこのような商売をしています」
と宣言することによって、あやしいお店ではないと
近隣住民にアピールするわけですね。
認知効果と重複しますが、この間接的な宣言が
閉鎖的な地域では役に立ちます。
何のお店かわからなければ周辺住民も不信感を抱きます。
あらぬ噂が立つと経営に響きまます。
あらぬ疑いを抱かれないためにも、
まともな商売をしていると、あやしい者(お店)ではないと、
近隣住民に知らしめるためにものぼり旗を設置するのです。
大手フランチャイズのやり方をみるととても参考になりますよ。
イメージカラーあり、各店舗ともに統一された外観で
ひとめでどのような商売をしているのかが分かります。
伊達に出店(サポート)慣れしているわけではなりませんね。
のぼり旗はフランチャイズザー(本部)が用意してくれる
便利屋の大手フランチャイズ(FC)ですと、独自で作成した
のぼり旗を用意してくれます。
加盟店側は、開店前に商標が入ったのぼり端を購入するというながれです。
機材費もろもろとしてまとめて前払いが大抵だとおもわれますので、
実際ののぼり端の代金は不明であったりします。
商標表記があれば通常ののぼり旗よりも高く代金はつくとおもわれますが
メリットもあります。
それはデザインやのぼり旗の購入に関する手続きの負担がない点です。
個人だと出来合いのものを購入する方法もとれますが、
それだと他店とすぐに被ってしまいます。
また、屋号をのぼり旗に含ませたいのであれば
自身でのぼり旗を取り合う買う店舗へ交渉しなければなりません。
さらに、他店の真似だとパクリとみなされて評判が落ちますから
うかつに旗のデザインを決められません。
相場より高く金銭をとられても、地味に面倒な箇所を丸投げできるのが
フランチャイズ加盟店(フランチャイジー)の利点のひとつですね。
個人の便利屋でものぼり旗は必要なのか?
フランチャイザー(FC加盟店)であればのぼり旗について
別途用意しなくとも問題ありません。
では、フランチャイズに加盟していない個人の便利屋だとどうなるのか?
やはり設置しなければいけないのか?
結論としては「個々人のケースに合わせて判断する」です。
例えば、ネットによる集客を中心にし、お店を構えなくとも
運営できる形態の便利屋はのぼり旗はいりません。
あたりまえですが、飾る店先がないためですね。
また、サービスを提供する場所ではなく、
活動拠点として店を構えている便利屋ものぼり旗は不要です。
完全に不要というわけではなりませんが、とくに効果はありません。
とある便利屋Aさんの例をあげます。
Aさんは地方、それも周囲を田んぼにかこまれた場所に出店しました。
お店と言っても、ほぼもの置き場です。
便利屋をあらわず看板も表記もなく、資材・機材の置き場所として
機能しているだけの場所です。
それでもAさんは便利屋として生計を立てていられます。
なぜなら、街中でも住宅地でもない場所にお店兼事務所を構えたためです。
そして、出向型のサービスしか売り出していないためでもあります。
通常、便利屋は現場にむかって解決するサービスが主流です。
お客さんが来る、来店する形態とはなっていないのです。
これは取り扱うサービスによって異なるので、
一概に断ずることはできません。
しかし、便利屋の肝ともいえる生活支援サービスであれば
依頼者が便利屋を呼び、便利屋が現場に赴くといった受注形式となるはずです。
多くの場合、飲食店のようにお客さんがお店に入ってきたらサービスを
提供するといった形態ではないはずです。
そのため、大手フランチャイズの加盟店がのぼり旗をズラッっと店先に
並べているからといって無駄に危機感を抱く必要はないのですね。
出店していても、のぼり旗のひとつも設置せず便利屋をしている
なんて人もめずらしくありません。
また、マンションの1室で開業している便利屋もいるほど
便利屋の運営方法は異なります。
のぼり旗が誰にとっても必要不可欠かというとそうではないのですね。
もし、事務所としての機能だではなく、お客さんの来店を求めるのであれば
集客・認知効果のためにものぼり旗を設置しても良いかもしれません。
既製品を買った場合の代金はいくら?
既製品を購入するのであれば送料込みの合計で1つにつき
5千円ほどで購入・設置可能です。
あくまで目安として見てください。
必要なものは以下です。
- のぼり旗
- 旗の支えとなるポール
- ポールを固定するための台(注水台)
細かくわけると、ポールの上部に差し込むための「横棒」があります。
この横棒はポールを購入すると付属品としてついてくる場合が多いので
別途購入する必要はありません。
中古販売店やオークションでは、中古ののぼり旗一式が売られています。
しかしお勧めはできません。とくにポール上部の回転する部分が割れていたり
まわしにくくなっているおそれがあるためです。
私の実体験ですが、この回転部分(回転頭)が弱くなると
のぼりにシワが生じやすくなります。
参考画像
のぼり ポールキャップ 22mm 普通サイズのぼりポール用 直径(Φ)22mm 回転頭 消耗品 |
回転頭の締りが悪くなると、旗が必要以上に垂れ下がり、
旗のデザインが見えずらくなってしまうのです。
いまは個人でもかなり安く新品を購入できるので、
ケチらずに新品を揃えてみてください。
【便利屋】特価のぼり旗 |